| 資料記号 |
22K |
| 標題 |
出羽国雄勝郡湯沢佐竹南家文書 |
| 年代 |
1611年~1918年 |
| 主年代 |
江戸後 |
| 年代注記 |
1611(慶長16)年-1918(大正7)年、主として1869(明治2)年以前。
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| 記述レベル |
fonds |
| 書架延長/数量 |
8m/1894点 |
| 物的状態注記 |
1894点及び櫃2箱・書架延長は、7.8m+櫃2個(幅1m×2換算)。数量は基本カードによる。
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| 出所・作成 |
佐竹家 |
| 履歴 |
佐竹南家は、常陸佐竹氏の一族で、本家の居城常陸太田城の南に居住したので南家と称した。南家佐竹義種のとき佐竹氏の秋田移封に従い湯沢城代となり、1620(元和6)年の湯沢城破却の後も城下に館を建てて居住した。 南家の禄高は1603(慶長8)年で
8900石、1855(安政2)年で
5503石となっている。湯沢には南家の家臣のほか、佐竹氏の直臣である給人が配置されていた。南家の支配地は主として雄勝郡にあったが、1671(寛文11)年、藩の郡奉行が置かれてからは民治はこれに委ねられた。義隣の代に戊辰戦争に遭遇し、藩は朝廷側に属した。1900(明治33)年、義隣の嗣子義雄が男爵を授けられた。
(関係地)出羽国雄勝郡湯沢村‐秋田県雄勝郡湯沢町‐湯沢市[現在] (主題)藩士|所預 (役職等)藩士|所預
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| 伝来 |
1948年に原蔵者より譲渡。史料館移管時の当主は、佐竹義輔氏。 |
| 入手源 |
原蔵者 |
| 範囲と内容 |
この文書は未整理であって、仮目録も全体に亘っていない。従って全容の把握が十分ではないがおおよそ次の通りである。 (1)国政(幕府・朝廷)に関するものでは、「将軍家茂宛勅書請書写」「横浜浦賀表様子注進書」「朝政御一新ニ付御条目」「御即位次第」など、(2)佐竹本家に関するものでは、「本藩継目ニ付執達」「佐竹氏倹約御条目」「凶作国家大難ニ付申諭書」「御財用御指示ニ付御省略之儀状写」「蝦夷地警固」がある。(3)佐竹南家に関するもののうち、a,系図・家格関係では「佐竹南家系図」「南家続系図」、b,跡目相続関係では「遺跡相続口達書」「末期養子願口上書」「隠居口上書」、代替起請文、c,知行関係では「知行地高御判紙改ニ付達書」など、d,財用関係では「南家財用御勘定有増書上」がある。(4)湯沢給人、南家家臣に関するもののうち、a,系図・家格関係では「所持証文目録」「家臣格式ニ付連署状」、b,組下知行関係では「新開差紙」などがある。 このほか、(5)兵備・兵制改革・戊辰戦争に関するものでは、「戊辰出動覚」、庄内討入り命令書など、(6)町方に関するものでは、湯沢町方定書、出火一件、(7)寺院扶持に関するものでは、「寺院扶持宛行黒印状」「湯沢清涼寺縁起」、(8)学館・学校に関するものでは、「郷校取方ニ付御書付覚」「学館取立ニ付御条目」、(9)鷹狩などに関するものでは、「御鷹御免御朱印」、(10)伝馬・飛脚に関するものでは、通行手形などのあることが明らかとなっている。なお、佐竹南家の分家で、久保田藩士である早川家の文書が含まれている。
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| 評価選別等スケジュール |
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| 追加受入情報 |
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| 整理方法 |
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| 利用条件 |
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| 使用条件 |
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| 使用言語 |
Japanese |
| 物的特徴及び技術要件 |
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| 検索手段 |
仮目録(昭和22年度)・カード目録 |
| 原本の所在 |
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| 利用可能な代替方式 |
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| 関連資料 |
湯沢市立図書館所蔵『佐竹南家日記』271冊(1682年−1868年、天和2年−明治元年)。『御日記抜書』5冊(1672年−1714年、寛文12−正徳4年)。ただし、1680年前後(延宝・天和期)を欠く。
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| 出版物 |
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| 注記 |
上記、『佐竹南家日記』のみ、来年1月末に湯沢市教育委員会より最初の5年分を『佐竹南家御日記』として、'94から出版開始。 上記文書群の内容は、目録カード作成済み(史料番号926番まで)のものについて記した。櫃の中の文書については、触れていない。
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| 収蔵名称 |
国文学研究資料館(歴史資料) |
| 識別記号(内部用) |
ac1947011 |