識別記号 | ac1948003 |
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資料記号 | 23C |
標題 | 出羽国仙北郡角館河原田家文書||KAWARADA family papers and collections of Kakunodate, Senboku district, the province of Dewa |
年代 | 1690年~1888年 |
主年代 | 明治前 |
年代注記 | 1690(元禄3)年-1888(明治21)年、主年代:明治前期 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | .5m/738点 |
物的状態注記 | 738点;数量の内訳(史料仮目録Bによる)12冊、100通、4綴、622通(大半は、地券)。 |
出所・作成 | 河原田家 |
履歴 | 河原田家は、佐竹家家中となった芦名氏の家臣で、佐竹家の秋田移封とともに角館に住んだのち、芦名氏断絶後に角館の所預となった佐竹北家組下の給人となった。本文書群の河原田家は、河原田縫殿之助の次男平右衛門(次幹)家である。近世中期の当主は河原田造酒(次定)、五左衛門(次安)、後期は平右衛門(次温)と続くが、平右衛門の長男数馬(次功。号麓園。1815年−1888年、文化12年−明治21年)は私塾致道館を経営するかたわら角館郷校弘道書院の教授となり、明治維新を迎えている。数馬の子次亮(熊蔵。号東里)は1884(明治17)年家督を相続し、家塾の経営を継承するとともに、漢学者として知られたほか、1881(明治14)年、秋田県会議員に当選している。 (関係地)出羽国仙北郡角館‐秋田県仙北郡角館町[現在] (主題)給人|郷校教授|家塾経営|漢学者|県会議員 (役職等)給人|郷校教授|家塾経営|漢学者|県会議員 |
伝来 | 角館の郷土史家武藤鉄城氏(角館町裏町)の収集になるこの文書群は、1948年度に、同氏から「武藤鉄城収集出羽国仙北郡諸家文書(高野家文書)」(23D)と合わせて購入。 |
入手源 | 角館の郷土史家武藤鉄城氏 |
範囲と内容 | 河原田家は、角館給人で上記の経歴であるが、文書は次の通り藩政時代の知行地関係、明治維新後の土地所有、また貸金関係のものがほとんどである。家塾経営また郷校関係のものは見当たらない。 (1)知行地に関するものでは、「城廻村之内知行開高年貢算用帳」「当高覚」「知行増減吟味願」「実弟十石拝領ニ付一札」、(2)土地所有・地租改正に関するもののうち、a,土地所有関係では「御田畑永代地相渡証文」「耕地諸調書纏」、b,地租関係では「地租調」及び点数の大半である地券、(3)貸金に関するものでは貸金証文、(4)その他では「献納願」「隠退届」「母貸条約書」、書状、詩文などである。 |
評価選別等スケジュール | |
追加受入情報 | |
整理方法 | これまでの文書群「武藤鉄城蒐集史料」を分割。 |
利用条件 | EAD-XML検索システムでの検索も可能ですが、閲覧を希望する場合は事前に情報サービス第2係(歴史資料担当)へお問い合わせ下さい。 |
使用条件 | |
使用言語 | Japanese |
物的特徴及び技術要件 | |
検索手段 | 仮目録(昭和23年度) |
原本の所在 | |
利用可能な代替方式 | |
関連資料 | |
出版物 | 林正崇(マサタカ)著、角館町教育委員会社会教育課編『角館の武家屋敷河原田家』同教育委員会、1990年 「河原田家譜」(内題「藤氏結城族河原田家譜(昭和十六年四月迄ノ調)」。刊本) |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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