識別記号 | ac1948004 |
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資料記号 | 23D |
標題 | 武藤鉄城収集出羽国仙北郡諸家文書||The papers and collections of some families of Senboku district, the province of Dewa; collected by Tetsujo MUTO |
年代 | 1648年~1887年 |
主年代 | 江戸後 |
年代注記 | 1648(慶安元)年―1887(明治20)年、主年代:江戸後期 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | .7m/164点 |
物的状態注記 | 164点;数量の内訳(史料仮目録Bによる)42冊、122通 |
出所・作成 | (1)吉成家・(2)真崎家・(3)草〓(弓偏に剪)家・(4)その他(未詳) |
履歴 | この文書群の主体は、(1)角館給人吉成家と(2)卒田村肝煎真崎与右衛門家、(3)荒川尻村草〓(弓偏に剪)松太郎家、(4)その他の文書によって構成されているが、出所としての確証が得られない。また、相互の関係は認められない。 なお、この文書群はこれまで「高野家文書」と概括されてきたが、その理由も明らかではない。ただし、収集者である角館町の郷土史研究家武藤鉄城氏の友人高野氏所蔵文書の一部とも考えられる。また荒川尻村は1877(明治10)年、卒田村は1889(明治22)年に合併してそれぞれ神代村の一部となった村で、角館町とは隣接している所であり、武藤鉄蔵氏のフィールドとなっていた地域であった。 吉成家は佐竹氏の秋田移封とともに来住、近世後期・幕末では、平四郎(慶助。助広)−半治(三右衛門。助廉)と続き、これが史料館所蔵史料の時期となっている。吉成半治は、1821(文政4)年以来郷校教授見習・教授を勤め、また弓術指南をも勤めていたが、1867(慶応3)年、病没した。ただし、当館の史料には郷校関係の文書はなく、主として土地関係のものである。 草〓(弓偏に剪)家は卒田村出身で先祖作兵衛が、1799(寛政11)年の開墾に従事、荒川尻村が開村して以来、肝煎を勤めていた。ただし、作兵衛家と松太郎家の関係は明らかではない。真崎家については未詳である。 (関係地)1.出羽国仙北郡角館‐秋田県仙北郡角館町[現在]|2.出羽国仙北郡卒田村‐秋田県仙北郡田沢湖町卒田[現在]|3.出羽国仙北郡荒川尻村‐秋田県仙北郡田沢湖町神代[現在] (主題)給人(吉成家)|肝煎(真崎家)|未詳(草〓(弓偏に剪)家) (役職等)給人(吉成家)|肝煎(真崎家)|未詳(草〓(弓偏に剪)家) |
伝来 | 1948年度に武藤鉄城氏(角館町)から、同氏の収集になる「出羽国仙北郡角館河原田家文書」(23C)と合わせて購入。 |
入手源 | 武藤鉄城氏 |
範囲と内容 | (1)角館吉成家文書は知行関係、土地証文、無尽講、貸借証文に関するもの及び書簡など、(2)卒田村真崎家文書は「村事情書上」「御賞扶持米請取覚」など、(3)荒川尻村草〓(弓偏に剪)家文書は、開拓地、水戸普請、無尽に関するもの、(4)その他出所を全く想定できない文書がある。 |
評価選別等スケジュール | |
追加受入情報 | |
整理方法 | |
利用条件 | EAD-XML検索システムでの検索も可能ですが、閲覧を希望する場合は事前に情報サービス第2係(歴史資料担当)へお問い合わせ下さい。 |
使用条件 | |
使用言語 | Japanese |
物的特徴及び技術要件 | |
検索手段 | 史料仮目録B |
原本の所在 | |
利用可能な代替方式 | |
関連資料 | 吉成文庫(秋田県公文書館所蔵史料。吉成直太郎家文書として『秋田県歴史資料目録』第3集、1972年、に収録)草〓(弓偏に剪)哲太郎家所蔵文書(田沢湖町) |
出版物 | 武藤鉄城編『田沢湖町史 神代編』、田沢湖町史編集委員会、1977年田沢湖町史編集委員会編『田沢湖町史 資料編』第2巻、同町、1988年「吉成家系図」(角館町立図書館所蔵577 。複写。)「秋田県角館町吉成家文書 昭和四十六年七月調査 東北大学渡辺信夫助教授担当」1971年7月10日―11日調査(目録) |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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