識別記号 | ac1949018 |
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資料記号 | 24R |
標題 | 三井高維収集文書||Mitsui (Takasumi) Collection |
年代 | 1608年~1930年 |
主年代 | ― |
年代注記 | 慶長13年(1608)〜昭和5年(1930). |
記述レベル | collection |
書架延長/数量 | 16m/531点 |
物的状態注記 | 531点。看板・版本あり。 |
出所・作成 | 三井高維 |
履歴 | 三井高維は父三井高棟と母苞子の三男として、1901(明治34)年に生まれた。学習院高等学科から東京帝国大学経済学部に進み、1924(大正13)年同学部を卒業。同年5月、永坂町家8代の守之助高泰の長女英子と結婚、東京市赤坂区台町2番地に分家した。高維は、同年11月より横浜正金銀行に勤務、ついで1年間志願兵として歩兵第三連隊に入隊した。1933(昭和8)年5月には欧米見学に出かけ、1940年自邸内に海外在勤者子弟教育を目的とした啓明学園を開設した。高維は1931年に「江戸時代における貨幣相場に関する若干の歴史学的研究」(『社会経済史学』第2・3号)、『校註両替年代記』『新稿両替年代記関鍵』2巻を編纂しており、江戸の両替商および貨幣金融史を研究する過程で、古書店などから史料を購入した。 (関係地)東京府東京市赤坂区台町‐東京都港区[現在] (主題)三井分家|三井文庫 (役職等)三井分家当主 |
伝来 | 1949年度に旧三井文庫保管のものを譲渡。 |
入手源 | 旧三井文庫より譲渡。 |
範囲と内容 | 両替商を中心とした商家・商業史料が中心だが、一部に町方史料・村方史料を含んでいる。収集史料の地域的範囲は、陸奥国盛岡から日向国延岡まで全国にわたっている。主な史料群は、次の通り。 (1)陸奥国盛岡高屋善八店文書(大福帳4冊) (2)武蔵国江戸紙屋八左衛門店文書(江戸下り酒問屋、6冊) (3)武蔵国江戸定両替屋二拾四番組文書(4冊) (4)大和国南都嶋田家文書(晒布問屋布甚店、9冊) (5)大和国南都箱館産物方書類(掛屋御用達白銀屋(小瀬氏)旧蔵史料カ、15件) (6)大和国葛下郡高田村村嶋家旧蔵文書(江戸注文繰綿買次問屋仲間史料、85件) (7)山城国京都大黒屋杉浦家旧蔵文書(京都呉服十仲間、210件) (8)摂津国大坂長堀白髪町材木屋問屋佃屋藤兵衛家文書(33件) (9)摂津国大坂安堂寺町壱丁目金田屋定七店文書(鉄仲買商、帳簿11冊) (10)大阪府大阪市東区平野町四丁目竹原家文書(古物商、帳簿3冊) (11摂津国川辺郡米谷村中家文書(庄屋、6冊) (12)河内国志紀郡柏原村大文字屋三田家文書(肥料商、帳簿25冊) (13)河内国安宿部郡玉手村文書(年中入用支配帳他9件) (14)但馬国市場村(養父郡カ)弥兵衛家文書(大福万貸帳31冊) (15)石見国安濃郡大田町生越屋甚七店文書(帳簿6冊) (16)阿波国板野郡北浜村浜田屋田渕清右衛門家文書(帳簿100冊) (17)肥後国葦北郡水俣平野屋徳富家文書(帳簿17冊)(18)日向国臼杵郡延岡石見屋小田清兵衛店文書(帳簿7冊) (19)石見国安濃郡某村(鳥井村ヵ)宮脇家文書(20冊) 他に、江戸関係地誌、貨幣図譜、算法書、往来物、看板がある。 |
評価選別等スケジュール | ― |
追加受入情報 | ― |
整理方法 | ― |
利用条件 | ― |
使用条件 | ― |
使用言語 | {@scriptcode='Jpan' langcode='Jpn'}日本語Japanese |
物的特徴及び技術要件 | ― |
検索手段 | 国文学研究資料館史料館.『史料館所蔵史料目録』.第30集,東京:国文学研究資料館内国立史料館,1979年. |
原本の所在 | ― |
利用可能な代替方式 | ― |
関連資料 | ― |
出版物 | 三井高維「江戸時代における貨幣相場に関する若干の歴史学的研究」(『社会経済史学』第2−3号、1931年)、『校註両替年代記』、『新稿両替年代記関鍵』2巻を参照のこと。 |
注記 | 『史料館所蔵史料目録第30集』での表記は「三井高維蒐集史料」. |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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