【山城国京都清水谷家文書】
識別記号 ac1951002
資料記号 26B
標題 山城国京都清水谷家文書
年代 942年~1882年
主年代
年代注記 942(天慶5)年-明治15(1882)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 7m/809点
物的状態注記 809点
出所・作成 清水谷家
履歴 清水谷家は、藤原北家閑院流、西園寺家庶流の堂上である。鎌倉時代初期に太政大臣西園寺公経の次男実有を祖に立てられた。はじめ一条、または大宮と称しており、史料上にも散見する。戦国期に中絶するが、近世初期閑院一流の権大納言阿野実顕の弟忠定(のち実任)が再興した。近世の家格は羽林家、左近衛中将、参議、権中納言と昇進し、権大納言を極官とした。史料から小番詰、内々番頭、小御所奉行など朝廷内の様々な役職へ就任したことや臨時御用を勤めたことが確認できるが、詳細は今後の課題である。また、代々能書をもって朝廷に仕え、笙を家業とした。
(関係地)山城国京都‐京都府京都市[現在]
(主題)公家‐華族;小番詰‐内々番頭‐小御所奉行
(役職等)公家‐華族;小番詰‐内々番頭‐小御所奉行
伝来 1951年度に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 清水谷家文書は、(1)朝廷の儀式典礼に関する故実書・記録。(2)朝廷公家社会の日記類・歴史書類。(3)和漢の書籍類からなる。家・家政に関するものはほとんど見られない。(1)では衣服、年中行事、天皇元服次第、立太子次第、婚礼、譲位、大嘗祭、豊明節、葬送儀礼、節会、新嘗祭、放生会など、朝廷儀礼に関するものが多数見られる。記録類の多くは近世のものであるが、各儀礼に関わる故実書的なもののなかには古代中世に遡る写本なども存在する。他の公家から借覧のうえ書写したものも少なくない。いずれも清水谷家の禁役と関連するものと見てよかろう。(2)には「中右記」「後愚昧記」「百練抄」「公衡公記」などが見られる(一部欠本有り)。(3)には「和漢朗詠集」などの写本も見えるが、近世の天皇の詠歌、和歌御会初など宮廷儀礼と関わるものが多い。その他種々の和書が見られる。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 『史料館所蔵史料目録』第63集(1996年)
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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