【出羽国平鹿郡角間川村本郷家文書||HONGOH family papers and collections of Kakumagawa village, Hiraka district, the province of Dewa】
識別記号 ac1951006
資料記号 26F
標題 出羽国平鹿郡角間川村本郷家文書||HONGOH family papers and collections of Kakumagawa village, Hiraka district, the province of Dewa
年代 1625年~1912年
主年代 江戸後
年代注記 1625(寛永2)年-1912(大正元)年、主として19世紀前半。
記述レベル fonds
書架延長/数量 11m/935点
物的状態注記 935点;数量の内訳(基本カードによる)
出所・作成 本郷家
履歴 本郷家は、平鹿郡横手前郷村本郷の出身で初代庄兵衛が角間川村の能登屋市兵衛方に奉公し、のち独立して能登屋、さらに本郷屋と称した。角間川村は雄物川の中流の河港で、初代庄兵衛はこの流通に携わる在方商人となった。2代目(1777年・安永6年没)以降、代々本郷屋吉右衛門を名乗り、米・豆類などの近在の農産物の集荷、売却、近在農民への領外産移入必需品の販売を行い、さらに近在の土地を集積していった。5代目吉右衛門のとき明治維新を迎えるがその前後には酒造業にも進出、苗字帯刀を藩から許可された。1897(明治30)年には、金穀貸付と雄物川通船貨物保険業務に当たる本郷合名会社を設立し戦後に至っている。このほか第四十八銀行・五業銀行の経営にも参画した。
(関係地)出羽国平鹿郡角間川村‐秋田県平鹿郡角間川村‐秋田県平鹿郡角間川町‐大曲市角間川町字西中上町[現在]
(主題)商人|地主
(役職等)商人|地主
伝来 1951年に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 この史料は、当館のほか本郷家に残っている家政関係史料、秋田経済法科大学所蔵史料として3か所に分散保存されているが、その全体は体系的に明らかにされるには至っていない。当館所蔵分は次のようなものである。 (1)商業に関するものでは、「本郷吉右衛門殿店役帳」「御高万米差引帳」、(2)金融に関するものでは、貸金受取証書、(3)地主経営に関するもののうち、a,貢租関係では「辛労免高書上ケ控」、b,小作取立関係では「小作物成取立覚帳」「東西村々作子改人別帳」「北川尻田地小作証」、c,地租関係では「地価帳」、地券、(4)普請に関するもののうち、a,家作関係では「木材調」「普請諸掛手控帳」、b,土木関係では「水害土木費取調書」、(5)家政などに関するものでは「香典扣帳」「奉公人請状」などがある。 なお本郷家文書にかかる目録としては、高橋秀夫(代表)編『本郷家文書目録』(1976年)、秋田経済法科大学経済学部経済研究所編『本郷家文書目録』(1992年)がある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件 EAD-XML検索システムでの検索も可能ですが、閲覧を希望する場合は事前に情報サービス第2係(歴史資料担当)へお問い合わせ下さい。
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 仮目録(昭和26年度)
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 本郷家所蔵文書(大曲市角間川町)のほか、秋田経済法科大学経済学部経済研究所に本郷家文書がある。
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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