【甲斐国巨摩郡西条村野呂瀬家文書||Noroze Family Papers and Collections, Saijo village, Koma district, the province of Kai】
識別記号 ac1951010
資料記号 26J
標題 甲斐国巨摩郡西条村野呂瀬家文書||Noroze Family Papers and Collections, Saijo village, Koma district, the province of Kai
年代 1654年~1906年
主年代 江戸後
年代注記 1654(承応3)年-1906(明治39)年
記述レベル collection
書架延長/数量 6m/1442点
物的状態注記 1442点(590冊、770通、73綴、8枚)ほか;数量は基本カードでは562冊、756通、78綴、44枚。
出所・作成 野呂瀬家
履歴 野呂瀬家は西条村の旧家のひとつであり、1676(延宝4)年の「中郡筋西条村吉利支丹宗門穿鑿改帳」(史料番号596)に源左衛門(女房1、子1、下人7、下女4)として出てくるのがそれであろうと推定される。1777(安永6)年には99石余りの大高持ちである。のち代々源右衛門を名乗り、近世後期には名主または長百姓をほぼ一貫してつとめた。 西条村の村役人は、ほとんどの年代で名主2名、長百姓2名ないし3名、百姓代数名であるが、名主と長百姓はだいたい決まった家が回り持ちのようなかたちで年番でつとめた。幕末期は野呂瀬家一族(源右衛門、茂右衛門、仁右衛門)と名登利家(松右衛門、松五郎)にほぼ限られているようである。廃藩置県後は、野呂瀬久矩が西条村議員、西条村外一箇村組合長、野呂瀬渉が同じく西条村外一箇村組合長をつとめている。小作地経営についていえば、1865(慶応元年)の小作料収量が米14俵、籾926俵、銀2貫754匁となっており、かなりの規模であったことが推定できる。
(関係地)甲斐国巨摩郡西条村‐甲府県‐山梨県巨摩郡第一区西条村‐山梨県中巨摩郡西条村‐山梨県中巨摩郡昭和村西条‐山梨県中巨摩郡昭和町西条[現在]
(主題)名主|長百姓|村会議員|村組合長|地主
(役職等)名主|長百姓|村会議員|村組合長|地主
伝来 1951年度に原蔵者より譲渡。
入手源 原蔵者
範囲と内容 本文書群は、(1)近世西条村村方文書、(2)近代西条村村政文書、(3)野呂瀬家の家文書から構成されると考えられる。(1)は、西条村名主役が2名であり、また交替が頻繁であったことから、他家にも同文書の一部が伝来している可能性がある。宗門改帳、五人組帳、村明細帳、年貢皆済目録、村入用夫銭帳、名寄帳など、村方文書の基本的なものが比較的揃っているが、時代としては近世後期が大半である。(2)は地租改正、法令、学校関係などのほか、村会議員をつとめたことによる西条村村会記録がある。(3)は、近世以来の土地売買や小作地経営に関わる証文類、帳簿類が数多くあるほか、日記がまとまって存在する。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 仮目録(昭和26年度)、カード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

Copyright © National Institute of Japanese Literature All Rights Reserved.