【武蔵国荏原郡南品川宿利田家文書||KAGADA family papers and collections of Minami-Shinagawa posting station, Ebara district, the province of Musashi】
識別記号 ac1951011.03
資料記号 26K-3
標題 武蔵国荏原郡南品川宿利田家文書||KAGADA family papers and collections of Minami-Shinagawa posting station, Ebara district, the province of Musashi
年代 1697年~1871年
主年代 江戸後
年代注記 1697(元禄10)年-1871(明治4)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 .2m/17点
物的状態注記 17点(11冊、6通)
出所・作成 利田家
履歴 利田家は、1583(天正11)年の北条氏照朱印状の宛所の鳥海和泉守を祖とするといわれ、南品川宿(本宿)の名主を世襲してきた。当家は、南品川漁師町に接した洲崎の突端を埋め立て、1774(安永3)年に利田新地を開いた。1834(天保5)年に検地され、『旧高旧領取調帳』では6石余、南品川新開場・利田新田とも呼ばれた。利田家の当主は、初代太郎左衛門−藤右衛門−茂兵衛−吉左衛門−権次郎−吉左衛門−吉左衛門−吉左衛門、明治期に入り、邦高−邦温である(『品川町史』上巻、1932年)。
(関係地)武蔵国荏原郡南品川宿‐東京府荏原郡南品川宿‐品川町南品川宿‐東京都品川区南品川[現在]
(主題)宿名主|新田開発人
(役職等)宿名主|新田開発人
伝来 1951年度に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 本文書は、検地帳、年貢割符状および明治初年の免定である。検地帳は、1697(元禄10)年、1732(享保17)年南品川町、1845(弘化2)年南品川宿新田、南品川漁師町新田、1697(元禄10)年、1732(享保17)年二日五日市村、1761(宝暦11)年二日五日市村新田と揃っており、利田家が開発した1834(天保5)年「利田新地新田検地帳写」もある。年貢割符状は二日五日市村分(幕末)と1869-1871(明治2-4)年の「南品川宿免定」である。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件 EAD-XML検索システムでの検索も可能ですが、閲覧を希望する場合は事前に情報サービス第2係(歴史資料担当)へお問い合わせ下さい。
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件 虫損がひどく、綴のコヨリ糸が切れているものが多い。
検索手段 仮目録(昭和26年度)
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 利田家文書(品川区立歴史館寄託史料、立正大学経済学部所蔵)がある。
出版物 『品川区史』資料編(1980年)
注記 これまでの文書群名は「武蔵国荏原郡品川町文書」。武蔵国荏原郡品川町文書(改正)武蔵国荏原郡南品川宿利田家文書
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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