【摂津国東成郡天王寺村文書】
識別記号 ac1952011
資料記号 27K
標題 摂津国東成郡天王寺村文書
年代 1677年~1858年
主年代
年代注記 1677(延宝5)年-1858(安政5)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 2m/44点
物的状態注記 44冊
出所・作成 未詳
履歴 天王寺村は、摂津高改帳によれば1616(元和2)年頃は高台院知行4849石余、大坂藩松平氏領1314石余、四天王寺領1150石で、後幕府領と四天王寺領となる。幕府領は1677(延宝5)年の検地で5721石余、『旧高旧領取調帳』では5718石余。元和以降大坂城下の中心が上町から下町へ移り、天王寺寺町や下寺町などの寺町造成により、町の家並みは後退し、当村は大坂三郷町続きの村となる。宝暦から天明(1781‐1788)年間に始まった町続きの村への新建家建設は、化政期から天保(1804−1843)年間に一段と顕著になり、在郷町的な天王寺門前と大坂三郷との一体化が再び進んだ。天王寺村の村政は、1752(宝暦2)年で幕府領は元四天王寺政所職の松本・井河両家を含む5人の庄屋が組別に管掌し、その下に年寄5人、惣百姓代3人がいた。その総会所が堀越町に設けられている。
(関係地)摂津国東成郡天王寺村‐大阪府大阪市天王寺区[現在]
(主題)幕府領‐四天王寺領(相給)
(役職等)―
伝来 1952年度に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 天王寺村の名寄帳と宗門帳だけである。名寄帳は庄屋五郎兵衛組分が1778(安永7)年・1784(天明4)年・1794(寛政6)年・1807(文化4)年・1817(同14)年の5冊、庄屋常治郎組分が1831(天保2)年の1冊、庄屋與三左衛門組分が1834(天保5)年の1冊がある。宗門人別帳、宗門改帳は、中組庄屋五郎兵衛支配(組)分が1757(宝暦7)年から1858(安政5)年の35冊、庄屋常治郎組分は1831(天保2)年の1冊である。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法 これまでの文書群名は「摂津国東成郡天王寺村宗門人別帳及名寄帳」。
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 カード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 天王寺村に関する1677(延宝5)年から1865(慶応元)年に至る文書(14冊、39通)が関西大学に所蔵されている(『関西大学所蔵大阪関係資料目録(関西大学図書館シリーズ第6号)』1960年)。
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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