【金沢春友収集史料||The histrical data collected by Tomoharu KANAZAWA】
識別記号 ac1953011
資料記号 28K
標題 金沢春友収集史料||The histrical data collected by Tomoharu KANAZAWA
年代 1757年~1906年
主年代 江戸後
年代注記 1757(宝暦7)年―1906(明治39)年(ただし大半は年不詳)
記述レベル fonds
書架延長/数量 .6m/56点
物的状態注記 56冊
出所・作成 金沢春友
履歴 金沢春友は1884(明治17)年福島県東白川郡中石井村生まれ。同郡常豊村村長、塙町長などを歴任したほか地方史研究者として活躍。著書に、『寺西代官治蹟集』(1935年)、『水戸天狗党遺聞』(1943年)、『農山村社会経済史』(1955年)など多数がある。東白川郡内はもとより福島県県南地方の古文書調査と所在目録の作成を長年続け、1948年からは文部省の特別研究費による近世庶民史料調査事業(近世庶民史料調査事業→)地方近世庶民史料調査委員会 の調査委員、引き続いて当史料館(当時は文部省史料館)の地方調査員をつとめた。また、福島県文化財専門委員、福島県史編纂委員としても活躍し、1963年に福島県文化功労賞を受けている。1975年没。
(関係地)福島県東白川郡常豊村‐福島県東白河郡塙町[現在]
伝来 1953年度に原蔵者より譲渡。
入手源
範囲と内容 当館では、金沢春友氏から1953・1954・1958・1960年度の4次にわたって同氏収集文書の譲渡を受けたが、文書の出所から、「陸奥国棚倉馬場不動院文書」(28E)、「陸奥国石川郡大畑村文書」(28L)、「陸奥国白河郡栃本村根本家文書」(28C 29E)、「陸奥国白河郡川上村川下村文書」(35K)、「陸奥国白河郡中石井村鈴木家文書」(33Y)、「金沢春友収集史料」(28K)の6文書群に分けて管理している。したがって本来は、これらの全体を金沢春友収集史料と総称するのが正しいかもしれない。  「金沢春友収集史料」(28K)は大半が「火砲図説草稿」「経穴考」「大和本草」「四書音義」といった和漢書の写本で、その多くに手製の表紙が付けられ「金澤蔵書」および「金澤春友」の朱印が捺されている。これらは金沢氏が単独に入手したものである可能性が高い。その中で比較的まとまっているのは田村兼孝の著述(6冊)である。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件 EAD-XML検索システムでの検索も可能ですが、閲覧を希望する場合は事前に情報サービス第2係(歴史資料担当)へお問い合わせ下さい。
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 仮目録(昭和28年度)・カード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 「金沢春友寄贈文書」81点(福島県文化センター福島県立歴史資料館所蔵、『歴史資料館収蔵資料目録』第6集・県内諸家寄託文書〔II〕45頁所収)。
出版物
注記 誉田宏「故金沢春友先生の業績を偲んで」『福島県史研究』25号(1976年)
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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