【摂津国大坂豊後町泉屋住友家文書||IZUMI-ya SUMITOMO family papers, Bungo town, O-saka, the province of Settsu】
識別記号 ac1955002.01
資料記号 30B-1
標題 摂津国大坂豊後町泉屋住友家文書||IZUMI-ya SUMITOMO family papers, Bungo town, O-saka, the province of Settsu
年代 1764年~1875年
主年代
年代注記 1764(明和元)年-1875(明治8)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 .2m/64点
物的状態注記 64点(50通、13冊、1舗)
出所・作成 住友家
履歴 泉屋創業者の2代友以は淡路町において銅精錬と銅貿易、銅鉱業を営み、業界第一人者の地位を築いていたが、その子友貞(通称平兵衛)の分家(1662年・寛文2年)により金融業を始める。その後、5代友昌の弟友俊が大坂豊後町に分家して両替商を営むことになり、本文書群の一部はこの豊後店のものである。一方で、寛文末年(1670年)頃、東北地方の産銅買付けや銅山経営のために江戸中橋店を設け、当時は店借であったが、1678(延宝6)年に上槇町の家屋敷を購入し、実質的な中橋店の経営が始まる。特に1805(文化2)年から両替商に乗り出し、1849(嘉永2)年に休店し、家屋敷を売却するまでここにあった。本文書群の一部はこの江戸中橋店関係のものも含まれる。
(関係地)摂津国大坂三郷北組豊後町‐大阪府大阪市東区豊後町[現在]
(主題)両替商
(役職等)両替商
伝来 1955年度に「出羽国米沢上杉家関係文書」(30B-2)とともに、一括して古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 本文書群は、(1)大坂豊後町店と(2)江戸中橋店の両住友家の大名貸証文類が主で、両文書が混在している。江戸店を1869(明治2)年正月頃に閉じてから、関連文書を大坂本店に移管し、そこから一部が流出した文書群であると思われる。文書に現れる「泉屋理兵衛」は大坂豊後店、「泉屋吉次郎」は江戸中橋店で、量的にはそれぞれ半々である。(1)は大坂豊後店と取引のあった大名の借金証文が主であって、前橋藩・小浜藩・篠山藩・福山藩・松山藩・延岡藩などである。(2)江戸中橋店と取引のあった大名は、上総一宮藩・白川藩・棚倉藩・山形藩・豊橋藩・浜田藩・延岡藩などである。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法 これまでの文書群名は「摂津国大坂泉屋住友家大名貸証文」。
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 史料仮目録A
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 大坂・江戸両店の関連史料は、住友史料館に所蔵されている(『泉屋叢考 第20輯 近世住友金融史』(1983年)、『同 第21輯 近世後期住友江戸両替店の創業と経営』(1987年)を参照)。
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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