識別記号 | ac1955003.01 |
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資料記号 | 30C-1 31E |
標題 | 伊賀国名張郡夏見村深山家文書||FUKAYAMA family papers, Natsumi village, Nabari district, the province of Iga |
年代 | 1653年~1876年 |
主年代 | |
年代注記 | 1653(承応2)年-1876(明治9)年 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | .3m/68点 |
物的状態注記 | 68点(38冊、29通、1枚) |
出所・作成 | 深山家 |
履歴 | 第11代深山源右衛門が1855(安政2)年に記した「深山系図」(30・仮番号15「所持田畑水帳写田畑山林買求并譲引記録帳」の末尾)によると、青地伊予守茂高の嫡子吉若が織豊期、深山姓に改めたのが初代源介忠綱で、以降2代又右衛門、3代助五郎、4代助之丞、5代彦五郎、6代源介、7代源太夫、8代儀兵衛、9代勝右衛門、10代権左衛門、11代源右衛門と続く。初代から10代までの深山家の来歴については未詳であるが(1699・元禄12年の「奉公人請状」に庄屋又右衛門とあるが2代目と同一人か確定できない)、11代源右衛門については上記史料から詳細に判明するので、以下にその経歴を列挙する。 1839(天保10)年8月庄屋駆走り代役、1841(天保12)年8月庄屋本役、1846(弘化3)年6月病気のため同役御免、1848(嘉永元)年9月庄屋役帰役、1853(嘉永6)年12月神屋奈垣両村預り庄屋役、1856(安政3)年10月同役御免、1860(万延元)年4月奈垣村当分預り庄屋役、同年11月同役御免、1862(文久2)年2月青蓮寺中知山両村御林取締役、1865(慶応元)年7月組合頭役・居村庄屋本役御免、同年11月名張中村預り庄屋、1867(慶応3)年8月組合頭役御免、1868(慶応4)年2月普請役上席、同年7月瀬古口村庄屋後見、1869(明治2)年7月普請目附席。また、名張川は古くから鮎、鱒の好漁場で、河川も藩の統制下におかれ、1649(慶安2)年に河川保護の触を発している。漁師は鵜匠仲間を組織し、毎年川運上を納めている。 (関係地)伊賀国名張郡夏見村‐安濃津県名張郡夏見村‐三重県名張郡夏見村‐名張市夏見[現在] (主題)庄屋 (役職等)庄屋 |
伝来 | 1955・56年に古書店より購入。 |
入手源 | 古書店 |
範囲と内容 | 本文書群は、(1)夏見村庄屋文書、(2)深山家の私的文書とで構成される。(1)夏見村庄屋文書が大多数を占め、a,村政関係では百姓及び郷中法度、鳥法度、夏見村村鑑、絶株御救仕法書、金銀米貸附取立帳、下比奈地村水論がある。b,貢租関係では年貢免状が1653(承応2)年から1678(延宝6)年、「小物成地免改帳」「永荒地割賦帳」がある。他にはc,鵜匠に関する史料が1653(承応2)年から1854(嘉永7)年までまとまっており、内容は「請川禁漁願」「川運上銀改」「網持鵜匠請川道具覚書」「鵜匠株免許願」「夏見村鵜匠由緒書」などである。(2)深山家に関する文書では、「深山利右衛門無足人申渡」「庄屋深山源右衛門分名寄帳」「所持田畑水帳写田畑山林買求并譲引記録帳(含深山系図)」、組合頭役の諸雑記などがある。 |
評価選別等スケジュール | ― |
追加受入情報 | ― |
整理方法 | ― |
利用条件 | ― |
使用条件 | ― |
使用言語 | JAPANESE |
物的特徴及び技術要件 | ― |
検索手段 | 史料仮目録A |
原本の所在 | ― |
利用可能な代替方式 | 名張市立図書館が全文書を撮影している。 |
関連資料 | ― |
出版物 | ― |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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