【近江国甲賀郡妙感寺村奥村家文書】
識別記号 ac1955003.02
資料記号 30C-2
標題 近江国甲賀郡妙感寺村奥村家文書
年代 1606年~1881年
主年代
年代注記 1606(慶長11)年-1881(明治14)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 .3m/50点
物的状態注記 50点
出所・作成 奥村家
履歴 奥村家が居した妙感寺村は、近世前期は幕府領であったが、元禄期に旗本内藤領となる。旗本名には、内藤十次郎・三十郎などの名前が見える。同氏の近江での所領は、いずれも甲賀郡にあり、妙感寺・菩提寺・酒人・大野・柑子・下馬杉・上馬杉・上磯尾・下磯尾・深川市場・野尻村の11か村である。これらの村々は、江戸に在住する旗本との連絡などのために1つの組合をなし、年番庄屋を置いた。その機能は割元庄屋・大庄屋の機能に近いものと思われ、年貢の徴収、訴願の取次なども行っている。奥村家は、近世後期から庄屋役を代々勤め、時に年番庄屋に就任した。1792(寛政4)年には、庄屋奥村安兵衛から子紋四郎への庄屋交代願も見られる。ただし、同家の系譜や経済状況などについては不明である。
(関係地)近江国甲賀郡妙感寺村‐滋賀県甲賀郡甲西町三雲[現在]
(主題)庄屋‐年番年寄‐年番庄屋
(役職等)庄屋‐年番年寄‐年番庄屋
伝来 1955年度に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 奥村家文書は、(1)庄屋文書、(2)年番庄屋文書、(3)戸長文書などからなり、同家の家政や家経営に関するものは見られない。(1)には、1606(慶長11)年「八幡宮願成就寺田畑納帳」、1802(享和2)年「川欠洲入小前高訳ケ覚帳」、「御仕置五人組帳」などが見られ、(2)には組中村々の物成勘定帳や組合諸村からの願書類、旗本財政の困窮化に伴う村借証文などがある。(3)は小量であり、1881(明治14)年「朝国村河原新田開拓ニ付応接中書類綴」がまとまったものである。朝国村は近村であるが、奥村家に伝来した経緯については不明である。同様に伝来不明なものに、蒲生郡北脇村の文書が1点がある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件 未整理につき閲覧できない。
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件 ふけ状態が甚だしいものがある。
検索手段 なし
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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