【近江国蒲生郡古川村中島家文書||NAKAJIMA family papers, Furukawa village, Gamo district, the province of O-mi】
識別記号 ac1956006
資料記号 31F 32J
標題 近江国蒲生郡古川村中島家文書||NAKAJIMA family papers, Furukawa village, Gamo district, the province of O-mi
年代 1602年~1876年
主年代
年代注記 1602(慶長7)年-1876(明治9)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 5m/566点
物的状態注記 566点
出所・作成 中島家
履歴 中島家は古川村の庄屋役を代々勤めた家であり、九郎右衛門を世襲名とする。ただし、古川村は相給村であり、1602(慶長7)年には、旗本柘植正勝と志村資良が、1611(慶長16)年には旗本一尾氏も領地を得て3給となった。寛永期には志村氏343石余、柘植氏343石余、一尾氏543石余からなり、1698(元禄11)年に志村氏分が一時幕府領期をおいて三枝土佐守領となり(31F仮番号3、50)、幕末に至る。庄屋など村役人は給々に置かれ、中島家では旗本柘植氏領分の庄屋役を勤めた。北部に旧日野川河川敷を開発した枝郷益田村がある。旗本一尾氏の領地のうちであるが、一村としての独立運動を確認できる。また、古川村は日野川の氾濫域にあたることから荒高も少なくない。
(関係地)近江国蒲生郡古川村‐滋賀県近江八幡市古川[現在]
(主題)庄屋
(役職等)庄屋
伝来 1956年度、31Fを古書店より購入。追加分(32J)は1957年度に故紙業者より購入。
入手源 31Fは古書店、32Jは故紙業者
範囲と内容 中島家文書は大半が庄屋文書であり、中島家の家経営に関する史料は僅かである。庄屋文書は1602(慶長7)年の検地帳を上限に年貢関係の諸帳簿、五人組帳、宗門改帳、御用状留書帳などが近世中期以降比較的良く残っている。また、領主である柘植氏の先祖書など、領主関係のものも一部見られる。給々が連合する形の文書には、守山宿・草津宿等への加助郷・増助郷回避運動に関する史料、元禄・天保の国絵図作成、枝郷益田村の分村をめぐる出入、用水普請などに関するものが見られる。これらは要件ごとに綴られたものも少なくない。なお、同郡川合村など他村の文書が見られるが、これが混入によるものかどうかは不明である。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件 追加分(32J)は未整理につき閲覧できない。
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件 表紙の欠損や、とじ紐切れから錯乱した帳簿類が見られる。
検索手段 史料仮目録B(31F分のみ)
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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