【信濃国安曇郡保高町村小川家文書】
識別記号 ac1956007
資料記号 31G
標題 信濃国安曇郡保高町村小川家文書
年代 1720年~1912年
主年代 江戸後
年代注記 1720年代(享保期)-明治期、1770年代(安永期)以降幕末までが大半。
記述レベル fonds
書架延長/数量 11m/3284点
物的状態注記 3284点(1252冊、1989通、継通23通、仮綴12、仮冊4、1巻、1枚、2綴)
出所・作成 小川家
履歴 小川家は、甲斐武田氏の家臣の出といわれる。安永期より村役人となり、それ以後幕末まで庄屋を世襲している。1820−1853(文政3−嘉永6)年まで、隣村の牧村の越庄屋を、1786−1789(天明6−9)年の間、等々力町村と貝梅村の兼帯庄屋をつとめる。安永期に持高5石、文化期に27石、1847(弘化4)年に34石。屋号を「大和屋」といい、質商や刻莨出荷などを営む。
(関係地)信濃国安曇郡保高町村‐信濃国安曇郡穂高町村‐長野県南安曇郡東穂高町‐長野県南安曇郡穂高町大字穂高[現在]
(主題)庄屋
(役職等)庄屋
伝来 1956年に故紙業者より購入。
入手源 故紙業者
範囲と内容 村方文書が中心で、牧村越庄屋、等々力町村・貝梅村兼帯庄屋関係文書を含む。検地帳や高反別帳の類が少ない。貢租関係では松本藩領独特の「高立帳」がよく揃っている。上納金ほか、藩財政に苦しんだ松本藩の調達金の実態が比較的によくわかる。戸口は、「家数人馬書上帳」や「宗門改五人組連判帳」、宗門の「加除証文」が多く、村や寺送り手形は、本手形のほか「案書」が多い。宗門送り状作成の手順を知る事が出来る。私的な家史料は、個人的な経営史料が少なく、村役人と併行して営んでいた質商や刻莨に関するものが中心である。小川家は上州倉賀野宿から江戸表へ刻莨を販売していたが、経営全体を把握できる史料ではない。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 『史料館所蔵史料目録』第44集(1986年)
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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