【長門国厚狭郡際波村三隅家文書】
識別記号 ac1957011
資料記号 32K
標題 長門国厚狭郡際波村三隅家文書
年代 1779年~1899年
主年代 江戸後
年代注記 1779(安永8)年-1899(明治32)年。
記述レベル fonds
書架延長/数量 5m/403点
物的状態注記 403点及び未整理4箱
出所・作成 三隅家
履歴 際波村は串・里尾・迫条・大森・鍋倉の小村から構成される大村で、「天保郷帳」では石高1982石余りであった。給知・蔵入地が入組みの村で、給知には給人ごとに置かれた給庄屋の下に畔頭がおり、小都合庄屋が給庄屋以下を統括した。三隅家の由緒についての詳細は不明だが、安永年間以降(1772−1781)から際波村の小都合庄屋を勤めたようで、整理済の史料からは藤左衛門(寛政13−享和3年)、八郎右衛門(文化2−文政2年)、藤助(文化7−9年)、藤左衛門(文政11−天保10年)、祐左衛門(天保13−安政3年)、八五郎(安政3−嘉永6年)、伴右衛門(元治元−明治4年)の名を確認できる。庄屋役の交替(三隅家以外)や、また藤助が大庄屋を勤めた時期もあるようなので、三隅家の役職の変遷・就任時期などについては今後の検討をまちたい。明治期の当主には敏学の名がみえる。
(関係地)長門国厚狭郡際波村‐山口県宇部市際波[現在]
(主題)庄屋
(役職等)庄屋
伝来 1957年度に故紙業者より購入。
入手源 故紙業者
範囲と内容 本文書群は(1)小都合庄屋の役職関係文書、(2)三隅家の家経営文書によって構成されると思われるが、現整理段階で中心とみられるのは(1)である。 (1)には、名寄野取帳、年貢見取算用帳、小足役帳、蔵入・給領御請状届書、普請関係の帳簿、米銀請払帳などがある。また、「萩大坂其外諸御廻米払渡津端算用帳」などの廻米記録がある。 (2)は、1880-1899(明治13-同32)年の「金銭貸借大福帳」、1884(明治17)年「田畑下作加調米金取立帳」などの帳簿が若干ある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件 未整理分については閲覧できない。
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 史料仮目録B
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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