【出羽国村山郡新宿村今井治郎三郎家文書||Jirousaburou IMAI family papers and collections of Arajuku village, Murayama district, the province of Dewa】
識別記号 ac1958007
資料記号 33G
標題 出羽国村山郡新宿村今井治郎三郎家文書||Jirousaburou IMAI family papers and collections of Arajuku village, Murayama district, the province of Dewa
年代 1835年~1911年
主年代 江戸後
年代注記 天保6―明治44年
記述レベル collection
書架延長/数量 .4m/133点
物的状態注記 133点(55冊、70通、2綴、4枚、2袋)。
出所・作成 今井治郎三郎家
履歴 新宿村は、1649(慶安2)年以降、出羽国飽海郡松山の松山藩(酒井氏)の左沢領に属し、東五百川郷中郷組の1村であった。■(ヤマ三、^に三)今井治郎三郎(通称、治郎三)家は名主を勤めていた家であったが、1790年代以降、中郷組の大庄屋を勤めた。明治維新以降も地主としての経営のほか、1877(明治10)年、生糸機械工場良進社を設立し、生糸商人から蚕糸貿易商に進出し横浜弁天通に今井商店を開業している。
(関係地)出羽国村山郡新宿村‐山形県西村山郡新宿村‐東五百川村‐宮宿町‐朝日町新宿[現在]
(主題)名主|大庄屋|地主|生糸商人
(役職等)名主|大庄屋|地主|生糸商人
伝来 1958年度に古書店より購入。
入手源 今井治郎三郎家
範囲と内容 この文書群は、同家文書(現地での保存については未確認)の一部が流出したものと思われる。したがって当館所蔵分については構造的なまとまりを欠いているが、大別して(1)大庄屋役としての、年貢その他村方から左沢領の役所への取次ぎ文書と、(2)今井家としての土地・貸金関係の文書などとなっている。史料を例示すると次の通り。 (1)中郷組大庄屋に関するもののうち、a,年貢関係では「田畑立附帳」「御年貢取立帳」「御年貢差引帳」「新田諸役高割帳」「田方内見帳」、b,開発関係では「新田開発書上帳」、c,救恤関係では「夫食拝借書上帳」「夫食拝借証文」「難渋窮民書上」、d,記録関係では「御用記」がある。(2)今井家に関するもののうち、a,土地関係では「小作台帳」、b,貸金関係では借用証文、助成金受取証、c,金銭出入関係では「■店出入覚」、通帳、d,蚕糸業関係では「器械製造諸用控」、e,今井治郎七家関係では「金銭出入日嘉恵」、田畑譲渡証文、f,その他では「横浜旅行雑記」がある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件 EAD-XML検索システムでの検索も可能ですが、閲覧を希望する場合は事前に情報サービス第2係(歴史資料担当)へお問い合わせ下さい。
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 仮目録(昭和33年度)
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記 これまでの文書群名は「出羽国村山郡宮宿村今井家文書」。宮宿の<マル三>今井治郎七とは別の家と思われる。ただし、宮宿(中郷)の今井家との関係については、朝日町を調査する必要がある。また、今井家文書が現地にあるらしい。(要確認)
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

Copyright © National Institute of Japanese Literature All Rights Reserved.