【摂津国河辺郡久代新田村文書(伊藤為之助収集文書のうち)】
識別記号 ac1958023.01
資料記号 33W 37S(1)
標題 摂津国河辺郡久代新田村文書(伊藤為之助収集文書のうち)
年代 1818年~1871年
主年代 江戸後
年代注記
記述レベル collection
書架延長/数量 .3m/17点
物的状態注記 17冊
出所・作成 久代新田村;伊藤為之助。
履歴 久代新田は、天正年間に久代村と豊島郡神田村(現大阪府池田市)の人々によって、猪名川右岸に開発された新田である。文禄3年(1594)の検地では、全域が神田村に登録されたが、元和5〜寛永元年(1619〜1624)までの間に久代村と神田村が新田の所有権を争ったが、当地域が猪名川の西に位置することから久代村に属することとなり、久代新田と称した。はじめ幕府領。寛永3年(1626)大阪城代役知、慶安元年(1648)幕府領、同2年武蔵国岡部藩領、寛文2年(1662)から旗本阿部氏知行。村高は「天保郷帳」「旧高旧領取調帳」ともに354石余。明治15年(1882)の戸数42、人口188(「川西市史」3)、同22年(1889)川西村の大字となる。
(関係地)摂津国河辺郡久代新田村‐大阪府(明治元)‐摂津県‐豊崎県‐兵庫県川辺郡川西村久代新田(明治22)‐兵庫県川辺郡川西町久代新田(大正14)‐兵庫県川西市久代新田(昭和29)‐兵庫県川西市加茂・久代・東久代〔現在〕
伝来 1958・1962年度に古書店より購入。
入手源 古書店。
範囲と内容 伊藤為之助収集文書のうち仮番号の80から88までの史料群で主に年貢関係のものである。年貢関係では、年貢、支配銀の割符覚帳や米銀高の書付などがある。、銅山稼方関係の史料も2点ある。その他、「宗旨改下書」、「御法度写」などの支配関係文書の控類や、「当村婚礼祝銀定覚帳」や「当用認物手控覚」など村内の取極めにかかわる覚書類がある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法 現状は仮整理だがラベルも貼付されているため、本装備に際して現在の配列のままとする。目録(詳細リスト)上では、文書構造をふまえ、年代順に配列する。
利用条件 虫損・破損甚大なもの以外はふつうに閲覧可能。
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件 慶長期の検地帳は虫損・破損甚大、また挟み込み文書・付箋多数につき取り扱い注意。
検索手段 カード目録およびリスト
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 伊藤為之助収集文書(fond)の記述を参照。
出版物
注記 伊藤為之助収集文書のうち。総覧では仮番号80〜94となっているが、実際は仮番号80〜88である。
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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