【山城国乙訓郡長野新田村三宅家文書】
識別記号 ac1958024
資料記号 33X
標題 山城国乙訓郡長野新田村三宅家文書
年代 1776年~1887年
主年代
年代注記 1776(安永5)年-1887(明治20)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 1m/384点
物的状態注記 384点;証文類には綴られたものが多い。
出所・作成 三宅家
履歴 三宅家は、長野新田の庄屋・戸長を勤めた家であり、世襲名を善蔵、「木屋」を屋号とした。同家文書は近世後期から明治初年のものが大半であり、近世前期の活動は不明である。同村は元禄期に幕府伏見代官所の勧農政策によって開発された村であり、開発後の支配も同代官所が担当した。村高は天保の郷帳で114石余である。同家の公職以外の活動では、田畑売買・金融に関する史料が多数見られ、金融面で村内外で重要な役割を果たしていたことが確認できる。
(関係地)山城国乙訓郡長野新田村‐第三区長野新田村‐京都府京都市西京区大枝東新町[現在]
(主題)庄屋‐戸長;地主
(役職等)庄屋‐戸長;地主
伝来 1958年度に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 三宅家文書は、概ね(1)庄屋文書、(2)戸長文書、(3)家文書からなる。(1)の文書点数は多くないが、1833(天保4)年の「御検地寄帳」をはじめ、近世後期の高付免割帳、宗門改帳、入用帳、備荒貯穀関係、また虚無僧寺である明暗寺から村役人に出された掟書など20点余が存在する。(2)も点数は少なく、1876(明治9)年の収穫取調書、官有地調帳などの地租改正に関するもの数点がある。(3)田地の売渡証文、金銭貸借に関するものが多数あり、名目金貸しに関する史料も見られる。また、明治期には貸借をめぐる争論史料もある。年季奉公人を抱えており、奉公人請状が8点ほど見られる。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 『史料館所蔵史料目録』第63集
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物 京都市史編纂所編『史料京都府の歴史』西京区15(1994年)に「長野新田村文書」として一部翻刻されている。
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

Copyright © National Institute of Japanese Literature All Rights Reserved.