識別記号 | ac1959008 |
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資料記号 | 34H |
標題 | 大和国吉野郡中増村文書||Nakamashi village records, Yoshino district, the province of Yamato |
年代 | 1639年~1921年 |
主年代 | ― |
年代注記 | 1639(寛永16)年-1921(大正10)年。明治前期までのものでほとんどを占める。 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | 3m/527点 |
物的状態注記 | 527点(273冊、251通、3綴) |
出所・作成 | 中増村 |
履歴 | 中増村は「寛文郷帳」では中魔志村と記され、村高512石余、1619(元和5)年に幕領から郡山藩領になり、2割半無地高増政策によって661石余に増加した。1679(延宝7)年再び幕府領となる。1882(明治15)年頃の特産は煙草、茶、楮皮などである(角川地名辞典)。 (関係地)大和国吉野郡中増村‐奈良県吉野郡中増村‐奈良府吉野郡中増村‐奈良県吉野郡中増村‐五條県吉野郡中増村‐奈良県吉野郡中増村‐第十五大区第四小区中増村‐第七大区第一小区中増村‐堺県第五大区第六小区中増村‐吉野郡中増村‐大阪府吉野郡中増村‐奈良県吉野郡中増村‐吉野郡大淀村中増‐吉野郡大淀町中増[現在] (主題)― (役職等)― |
伝来 | 1959年度に故紙業者より購入。 |
入手源 | 故紙業者 |
範囲と内容 | 本文書群は、(1)近世中増村庄屋文書と(2)近代中増村戸長役場文書とで構成される。両者とも村の公的記録で、私的記録は見あたらない。近世の庄屋はめまぐるしく名前が変わっていることから、世襲ではなく年番制であったらしい。戸長役場文書の年代は1882(明治15)年前後までが大半で、戸長は前半大口善六、後半池田與市郎である。1875(明治8)年の村役人引継書「目録」があることからも、庄屋文書が戸長役場に引継がれて伝来した文書群であることがわかる。(1)a,村政に関して村方諸取締請印帳類と村方小入用(書上)帳がまとまっているほか、「村諸書物絵図何角目録帳」がある。b,土地関係では高反別(取調)帳、荒地書上が多い。c,年貢関係では1639(寛永16)年を初見とする免状、皆済目録、小物成米預ケ帳、茶役(高)名寄帳、山勘定帳など、d,戸口関係では宗門改人別帳や五人組帳、名替人数改帳のほか、宗旨送手形が約200通ある。e,救恤・救済関係文書が多く貯穀(御下げ)書上帳、夫食拝借帳、夫食割賦帳、f,普請関係も多く普請目論見帳や仕様帳がある。(2)1875(明治8)年の村役人引継書「目録」のほか、土地と租税に関する文書が中心で、公有地や村地書上、山反別(取調)帳、地目変地修正地価一筆限取調帳、村共有山肥草場改帳、租税録、租税上納割賦帳、地位収穫帳、収穫地価地租割賦帳などがある。なお、1889(明治22)年から中増は大淀村の大字となるが、それ以降文書群の下限年代の1922(大正11)年までの文書は、わずか3点である。 |
評価選別等スケジュール | ― |
追加受入情報 | ― |
整理方法 | ― |
利用条件 | 書付類3袋分は未整理のため閲覧ができない。 |
使用条件 | ― |
使用言語 | JAPANESE |
物的特徴及び技術要件 | 水を被ったため、シミがあったりフォクシング状態、剥離困難なものがある。 |
検索手段 | 史料仮目録B |
原本の所在 | ― |
利用可能な代替方式 | ― |
関連資料 | ― |
出版物 | ― |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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