【美濃国石津郡内記村伊藤家文書】
識別記号 ac1960002
資料記号 35B
標題 美濃国石津郡内記村伊藤家文書
年代 1720年~1920年
主年代
年代注記 1720年代(享保)-1920年代(大正)
記述レベル fonds
書架延長/数量 2m/425点
物的状態注記 425点(211冊、137通、60綴、16枚、1合冊)
出所・作成 伊藤家
履歴 伊藤家は、少なくとも幕末期に内記村の庄屋を勤めていた家である。その時期の当主は又吉といった。この伊藤又吉は、1873(明治6)にはやや広域の村々を担当する「地券掛」を勤めており、その後戸長に就任したものと思われるが確証をえているわけではない。また、輪中地帯という地域の特質を反映して、「堤防〆切惣代」を少なくとも1870年代には勤めていた。さらに、1880年代には近傍の旧城下町高須にある高須別院という寺院において設立された協同社の取締役としても活動している。なお、内記村には枝郷として馬目新田があり、少なくとも一定の時期の内記村の村方三役は馬目新田の村方三役も兼帯していた。また内記村は1875−1881(明治8−14)年の間、三喜村に合併されていたことも付記しておく。
(関係地)美濃国石津郡内記村‐笠松県‐岐阜県石津郡内記村‐岐阜県下石津郡内記村‐岐阜県下石津郡三喜村‐岐阜県下石津郡内記村‐岐阜県海津郡高須町大字内記‐岐阜県海津郡海津町大字内記[現在]
(主題)庄屋‐戸長
(役職等)庄屋‐戸長
伝来 1960年度に故紙業者より購入。
入手源 故紙業者
範囲と内容 本文書群は大きく、(1)内記村庄屋、(2)内記村戸長役場、(3)「堤防〆切惣代」、(4)高須別院協同社、(5)家に分けられる。 (1)は、1691(元禄4)年「内記新田高分ケ書上写」を始めとするが、年代としては1800年以降が多い。枝郷の馬目新田の史料もある。 (2)は、土地関係・願届留などのほか、「地券掛」として受け取った大田村・中島村など他村の土地関係史料がある。さらに「九ヶ村組合戸長役場」関係の史料がやや目を引く。(3)は輪中堤防の普請に関する史料である。(4)は、協同社の取締役として授受作成した史料である。(5)は経営史料などである。そのほか、高須町中西佐兵衛関係書類・紀功碑建設関係・「町払帳」など位置づけを明確にしえない多様な史料がある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 カード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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