【尾張国海西郡鯏浦村木下家文書】
識別記号 ac1960016
資料記号 35P
標題 尾張国海西郡鯏浦村木下家文書
年代 1668年~1942年
主年代
年代注記 1668(寛文8)年-1942(昭和17)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 12m/785点
物的状態注記 785点(427冊、197通、135綴、22合冊、3枚、1仮冊)
出所・作成 木下家
履歴 木下家は、鯏浦村を拠点に近世・近代を通じて周辺地域に地主経営を展開していた家である。近世後期は代々利左衛門を名乗り、明治期の当主は文吾といった。居村の鯏浦村に土地を所有していたことは当然のことながら、同郡五之三村・鎌倉新田・飛島新田・前ヶ須新田ほか14か村に土地を所有していた以外に、伊勢国桑名郡松吉新田においても地主経営を行っていた。これらの経営活動を背景として、近世後期には鎌倉新田の庄屋を複数回勤め、また木曽川留木裁許人・勘定所御用達などにも任命されている。近代になると、地租改正御用掛、鯏浦村以下5か村の戸長、学務委員、郡会議員などを歴任した。なお、木下家の経営は1942(昭和17)年の時点で、木下農林合資会社という会社組織になっていることが確認できる。
(関係地)尾張国海西郡鯏浦村‐愛知県海西郡弥富村大字鯏浦‐海部郡弥富町大字鯏浦[現在]
(主題)地主|庄屋|戸長
(役職等)地主|庄屋|戸長
伝来 1960年度に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 上述の通り木下家はいくつかの公職を勤めているが、それに伴い授受作成された史料はほとんどなく、大半が地主経営文書であることが本文書群の特徴である。それでも1668(寛文8)年の鯏浦村本田のほか村内13の新田の検地帳計14冊が存在することは特筆に価しよう。そのほかは概ね地主経営の帳簿で、地主経営を行っている村ごとに作成される帳簿や、村を越えて作成される帳簿などが大量に見られる。例を挙げれば、前者には1827(文政10)年「松吉新田御年貢米取立勘定帳」といった史料があり、後者では「村方・他村田畑反別掟帳」という帳簿が1873-1878(明治6-11)年まで11冊ある。そのほか、財産分与・相続関係の史料もいくつかある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 『史料目録』第79集(2005年)
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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