【美濃国山県郡三輪村後藤家文書】
識別記号 ac1961016
資料記号 36P
標題 美濃国山県郡三輪村後藤家文書
年代 1598年~1899年
主年代
年代注記 1598(慶長3)年-1899(明治32)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 1m/195点
物的状態注記 195点(16冊、24綴、147通、6巻、2袋)
出所・作成 後藤家
履歴 後藤家は、近世初期には代官的農民であり内蔵という名乗りであった。遅くとも1730年代以降は代々伊右衛門を名乗り、庄屋をしばしば勤めていた。世襲であった可能性もある。また、三輪村は井下拾四ヶ村組合(山県用水組合)に属していたため、庄屋として用水組合に関わっていたものと思われる。さらに1851(嘉永4)年には、大般若祠堂金世話人であることも確認できる。なお、後藤家は金融などの経営も行っていた。
(関係地)美濃国山県郡三輪村‐岐阜県山県郡三輪村‐山県村大字三輪‐岐阜市大字三輪[現在]
(主題)庄屋
(役職等)庄屋
伝来 1961年度に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 本史料群は、(1)初期代官的農民、(2)三輪村庄屋、(3)用水組合、(4)後藤家にわかれる。 (1)は1598-1600(慶長3-5)年の代官富田伊豆守、大久保長安の「手代り衆」である栗原右衛門の沙汰書・法度・書状など5通(『岐阜市史』史料編近世2解説)を代表とする。(2)はもっとも点数が多く、年代も近世全体にまたがる。1737-1742(元和2-寛保2)年の年貢免状・割付状が4綴と多数残っているほか、村明細帳など多様な庄屋文書がある。(3)は、井下拾四ヶ村組合などの水利関係の史料である。(4)では、1780年代(天明期)の大福帳・年賦金貸帳各1冊などわずかであり、大般若祠堂金寄付差紙といった史料もある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 史料仮目録B
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料 現地に後藤家文書があり、『岐阜市史』に一部翻刻されている。
出版物 『岐阜市史』史料編近世2(1978年)
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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