識別記号 | ac1961024.04 |
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資料記号 | 36X4 |
標題 | 滋賀県高島郡マキノ町役場引継文書 |
年代 | 1870年~1895年 |
主年代 | 明治前 |
年代注記 | 1870(明治3)年-1895(明治28)年 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | 3m/88点 |
物的状態注記 | 88点 |
出所・作成 | マキノ町役場 |
履歴 | マキノ町は、滋賀県の北西部、琵琶湖北西岸に位置し、琵琶湖に流入する知内川と百瀬川の流域にある。町内を縦断してJR湖西線、国道161号線が通じている。マキノ町の中心地である海津は、北陸と京都を結ぶ陸上・湖上交通の要所であった。近世では、この地域に海津三町(東、中村、中小路)ほか21か村があった。 これらの町村は、明治維新後、豊橋県、金沢県、郡山県に分属していたが、1871(明治4)年、長浜県、1872(明治5)年、犬上県を経て、同年、滋賀県に属した。大小区制期には、高嶋郡第一区−第三区、大小区制度廃止後は戸長役場の配置替えを経て、1885(明治18)年、連合戸長役場が次のように組織された。 (1)海津村外一箇村戸長役場(海津町、西浜村) (2)小荒路村外五箇村戸長役場(小荒路村、野口村、在原村、山中村、浦村、下村) (3)寺久保村外六箇村戸長役場(寺久保村、蛭口村、石庭村、牧野村、白谷村、上開田村、下開田村) (4)新保村外六箇村戸長役場(新保村、中庄村、大沼村、知内村、沢村、森西村、辻村)この連合戸長役場は、1889(明治22)年の市制町村制施行にあたって、それぞれ独立の村となり、海津村(1910年・明治43年、第1回国勢調査時の人口が1679人)、劍熊村(同1732人)、西庄村(同1826人)、百瀬村(同2351人)となった。1955年、4村は合併しマキノ町となり今日に至っている。 (関係地)近江国高島郡海津村・西浜村・小荒路村・野口村・在原村・山中村・浦村・下村・白谷村・牧野村・上開田村・下開田村・寺久保村・石庭村・蛭口村・辻村・森西村・沢村・知内村・新保村・中庄村・大沼村‐滋賀県高島郡海津町‐海津村・西浜村・小荒路村・野口村・在原村・山中村・浦村・下村・白谷村・牧野村・上開田村・下開田村・寺久保村・石庭村・蛭口村・辻村・森西村・沢村・知内村・新保村・中庄村・大沼村‐海津村・劍熊村・西庄村・百瀬村‐マキノ町[現在] (主題)― (役職等)― |
伝来 | 1961年度に他の36Xの文書とともに、一括して故紙業者より購入。 |
入手源 | 故紙業者 |
範囲と内容 | この文書群は、主として合併以前の海津・劍熊・西庄・百瀬の各村の、それもほとんどが戸長役場時代のものである。「マキノ町長役場引継書類」とあるように、旧村役場の文書がマキノ町に引継がれたあと、戸長役場時代などの一部の文書が町外に流出したものと推測される。したがって一部、村名が特定できないものを除き、4つの戸長(村)役場文書群に区分できる。内容は主として土地及び戸籍関係である。 (1)海津村関係では「更生野帳」「送籍証編冊」「現金受払簿」、(2)劍熊村関係では「畑反別元調図」「社寺神官住職并総代人名簿」、(3)西庄村関係では「地券台帳」「地籍」「更生野帳」「更生等級表」「地目地位等級調書」「種痘人名簿」「加籍目録」「送入籍証編冊」、(4)百瀬村関係では「地籍」「更生野帳」「男女他邨ヨリ送籍証」「出産・失踪・死亡・逃亡・婚姻・棄児届書類」「宝物古器物取調ニ付新保村外六ケ村寺社書上」などがあり、(5)村名特定不能分として「土地台帳」(雛形)、「地価修正速算表」がある。 |
評価選別等スケジュール | ― |
追加受入情報 | ― |
整理方法 | ― |
利用条件 | ― |
使用条件 | ― |
使用言語 | JAPANESE |
物的特徴及び技術要件 | ― |
検索手段 | カード目録 |
原本の所在 | ― |
利用可能な代替方式 | ― |
関連資料 | 『滋賀県市町村沿革史』第1巻総論付録(同沿革史編さん委員会、1967年)によると、旧海瀬・剣熊・西庄・百瀬各村の役場文書がマキノ町役場に保存されている。 |
出版物 | ― |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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