【山形県最上・村山・置賜地方諸村文書||The documents of villages of Mogami, Murayama, and Okitama district, Yamagata Prefecture】
識別記号 ac1962024.03
資料記号 37X3
標題 山形県最上・村山・置賜地方諸村文書||The documents of villages of Mogami, Murayama, and Okitama district, Yamagata Prefecture
年代 1875年~1942年
主年代 明治前
年代注記 1875(明治8)年-1942(昭和17)年、主として1880・1890年代。
記述レベル fonds
書架延長/数量 1m/78点
物的状態注記 78点
出所・作成 未詳
履歴 この文書群は山形県下6郡(最上、北村山・西村山・東村山・東置賜・西置賜郡)に属する諸村の文書である。一括して購入したもののなかから当館で抽出・区分したものである。これらの文書の年代は、いずれも明治維新後で、主として戦前、とくに市制町村制施行後、1900年代以前であることから、同制施行以降の各町村役場に保存されていたとの推定が成り立つ。また当館が入手した1954年−1960年は町村大合併が進行した時期で、これらはいずれも新市町村に合併・編入された旧町村の文書である。各町村の歴史をかかげるまでもないと思われるので、該当市町村名を列挙して置く。 (1)最上郡a,豊田村(現、鮭川村)、b,稲舟村(現、新庄市)、(2)北村山郡a,尾花沢村(現、尾花沢市)、b,常盤村(現、同市)、(3)東村山郡a,大郷村(現、山形市内)、b,山寺村(現、同市内)、(4)西村山郡a,東五百川村(現、朝日町)、b,西五百川村(現、同町)、c,大谷村(現、同町)、d,寒河江村(現、同市)、e,柴橋村(現、同市)、f,高松村(現、同市)、(5)東置賜郡a,糠野目村(現、高畠町)、b,屋代村(現、同町)、c,吉島村(現、川西町)、d,上郷村(現、米沢市内)、(6)西置賜郡津川村(現、小国町)
(関係地)山形県最上郡鮭川村・新庄市・尾花沢市・山形市・西村山郡朝日町・寒河江市・東置賜郡高畠町・川西町・米沢市・西置賜郡小国町[現在]
伝来 1962年に「山形県六郡土地関係史料」(37X5)、「出羽国置賜郡・村山郡諸家文書」(37X4)など他の37Xの文書とともに、一括して故紙業者より購入。
入手源 故紙業者
範囲と内容 各文書は、1954年-1960年代の合併以前にそれぞれの町村に個別に保存されていたのではないかと考えられる。従って全体の階層構造は存在しない。ただ、市制町村制施行時(1889年・明治22年など)には、このときに合併した町村の文書は新村に引継がれていたものと考えられる。主な文書を例示すると次の通り。(1)最上郡関係  a,豊田村文書には、1889年以降の「村会議事録」「学区会議事録」など、b,稲舟村文書には、「種痘病者名簿」がある。(2)北村山郡関係 a,尾花沢村文書には1886(明治19)年の「戸籍加除届書」、b,常盤村文書には合併された細野村、畑沢村、延沢村外四箇村戸長役場文書を含む「村方備籾拝借書」「組村約定書」、基本財産台帳などがある(3)東村山郡関係  a,大郷村文書には合併した中野村及び中野村外四箇村戸長役場、大郷村のもの、1880(明治13)年の戸籍及び兵事、反別地価、伝染病院、衆議院議員選挙などの文書、b,山寺村文書には戸籍関係の文書がある。(4)西村山郡関係  a,東五百川村文書は宮宿村外三箇村聯合村会を含むもので、1889年の「小学校議事筆記」「各学校議事日誌」「聯合村会筆記」、b,西五百川村文書には1889年以降の「村会議事録綴・歳(入出)予算決算書綴」「戦時名簿」、c,大谷村文書には1887(明治20)年以降の加籍除籍・移動目録、d,寒河江村文書には1882(明治15)年の本盾村の送籍届、e,柴橋村文書には1899(明治32)年の「受取証」、f,高松村文書には1884(明治17)年以降の「県達布告」「年別法令規則一覧」、兵事にかかる文書がある。(5)東置賜郡関係 a,糠野目村文書には戸籍関係記録、b,屋代村文書には1911(明治44)年の「村税徴収簿」c,吉島村文書には1900(明治33)年の印鑑証明願など、d,上郷村文書には「戸籍謄本」などがある。(6)西置賜郡関係 津川村文書には、1893(明治26)年の「村条例」がある。(7)その他印刷物で「戸籍異例内務省稟議済謄写」など。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 仮目録(昭和37年度)・カード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

Copyright © National Institute of Japanese Literature All Rights Reserved.