【信濃国水内郡五荷村水野家文書||MIZUNO family papers and collections of Goka village, Minochi district, the province of Shinano】
識別記号 ac1964003
資料記号 39C
標題 信濃国水内郡五荷村水野家文書||MIZUNO family papers and collections of Goka village, Minochi district, the province of Shinano
年代 1652年~1946年
主年代
年代注記 1652(慶安5)年-1946(昭和21)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 8m/744点
物的状態注記 744点(679冊、24通、38綴、2袋、1鋪)及び16括・1箱
出所・作成 水野家
履歴 水野家は五荷村の名主である。五荷村は飯山藩に属し、1717(享保2)年本多助芳が入封以後、本多氏が明治維新まで藩主となる。本多氏は2万石を与えられたが、水害により実質1万石程度しかなく、幕府に懇願して、1724(享保9)年に所領替が許され、千曲川左岸水内郡に実質3万5000石の地を領有することとなった。五荷村は、角川地名辞典によると、村高が「慶長村立帳」では「五ケ村」と見え165石余、「正保書上」「元禄郷帳」ともに166石、「天保郷帳」『旧高旧領取調帳』ともに184石余。1706(宝永3)年の田高102石余、畑高53石余、戸数22、人口161、馬18、与兵衛・市右衛門の2名が和紙製造を行っていた。
(関係地)信濃国水内郡五荷‐飯山県水内郡五荷村‐長野県水内郡五荷村‐長野県下水内郡太田村字豊田‐長野県飯山市大字豊田[現在]
(主題)名主;地主
(役職等)名主;地主
伝来 1964年に古書店より購入。
入手源 古書店
範囲と内容 水野家文書は名主役としての村政を中心としたものと、地主・酒造等の経営を中心とした家文書から構成されている。(1)村政文書では、a,領主、b,法令、c,村役人、d,戸口・人別、e,土地、f,年貢等からなり、(2)家文書としては、a,家格、b,経営、c,吉凶・贈答がみられる。このほか、(3)水内郡顔戸村文書が30点余り混在している。以下その主要なものを掲示すると次のとおりである。 (1)村政文書としては、a,領主関係が1858(安政5)年「御代替後改分限帳」(飯山藩家中分限帳)、1861(文久元)年「御収納物七ケ年平均御積書写」等。b,法令が1817(文化14年)年「御触書之写」、1836(天保7)年「甲州一円騒動御届書」等。c,村役人が1801(享和元)年以降の「御帳面受渡覚帳」(8冊、先庄屋、新任庄屋での村方文書の引渡、受取覚帳)等。d,戸口・人別が1719(享保4)年「信州水内郡五荷村五人組御改帳」等。e,土地が1652(慶安5)年「信州水内郡五荷村田方検地水帳」(1755年・宝暦5年に写したもの)、1670(寛文10)年「五荷村新田畑検地帳」等。f,年貢が1706-1855(宝永3-安政2)年「年貢勘定覚」(18冊、7通)等。 (2)家文書としてはa,家格が1821(文政4)年「名改祝儀帳」、1836(天保7)年「御紋付御小袖拝領入用并祝儀覚帳」等。b,経営が1727(享保12)年「田畑売買覚帳」、1818-1874(文政元-明治7)年「小作籾取立帳」(52冊、水野氏)、1946(昭和21)年度「小作料金納受入帳」、1842-1860(天保13-万延元)年「大福帳」(7冊)、1870(明治3)年「酒造当座帳」等。c,凶吉・贈答が1852(嘉永5)年「五節句并臨時進物控」(2冊)、1883-1899(明治16-明治32)年「婚姻料理献立帳」(13冊)、1803-1946(享和3-昭和21)年、「香奠受納帳」(43冊、水野氏)等。 (3)水内郡顔戸村文書としては1652(慶安5)年「水内郡顔戸村畑検地帳」(庄屋仙左衛門)、1720(享保5)年「信州水内郡顔戸村村指出明細」(2冊)、1831(天保2)年「水内郡顔戸村卯年宗門人別改帳」(3冊)等、30冊。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件 1箱分は未整理のため閲覧できない。
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 カード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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