識別記号 | ac1968005 |
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資料記号 | 43E |
標題 | 武蔵国多摩郡蔵敷村鈴木家文書||SUZUKI family papers and collections of Zoushiki village, Tama district, the province of Musashi |
年代 | 1840年~1939年 |
主年代 | 明治後 |
年代注記 | 1840(天保11)年-1939(昭和14)年 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | 9m/1632点 |
物的状態注記 | 1632点(610通、800冊、171綴、46枚、3鋪、1束、1箱) |
出所・作成 | 鈴木家 |
履歴 | 鈴木家は、1854(安政元)年、1869‐1872 (明治2−5)年に組頭、1873(明治6)年に十一大区十番組蔵敷村の副戸長、1874‐1877(明治7−10)年村用掛を勤めている。鈴木家の当主は、幕末・明治にかけて3代にわたって重蔵を名乗っている。幼名重蔵(五右衛門)の子重蔵順剛は、組頭、副戸長、村用掛を勤め、次代の養子重蔵直温は、1886(明治19)年蔵敷村茶業世話掛、同年より1888(明治21)年まで同村蚕糸業世話掛であり、1879(明治12)年、1910(明治43)年と村会議員に当選している。1870(明治3)年の持反別は、村内外合10反程であるが、農間穀物渡世を兼ね、その後荒物・肥料商・小売商を兼業して使用人2人を抱えている。小売商での主要取扱い品は織物商で、兼業として糸物、陶箸・金物・粧具他17品目を扱い、米雑穀取扱商でもある。1882(明治15)年の荒物・肥料商としての売上高は9930円余で、村内でも最も高額である。 (関係地)武蔵国多摩郡奈良橋村枝郷蔵敷村‐蔵敷村‐神奈川県多摩郡第一区蔵敷村‐第五十区蔵敷村‐第十一区十番組蔵敷村‐第十一大区十小区蔵敷村‐北多摩郡蔵敷村‐東京府北多摩郡蔵敷村‐大和村蔵敷‐東京都東大和市蔵敷[現在] (主題)組頭|副戸長|村用掛|村会議員|荒物|肥料商|小売商 (役職等)組頭|副戸長|村用掛|村会議員|荒物|肥料商|小売商 |
伝来 | 1968年度に古書店より購入。 |
入手源 | 古書店 |
範囲と内容 | 本文書群は近世分は少なく、明治・大正初年が主である。鈴木家文書は、大きく分けると(1)明治期の副戸長・村用掛に関わる史料、(2)明治・大正の営業史料、(3)家文書に分かれる。(2)が分量的にも多くを占め、雑貨・肥料商・小売商・米雑穀取扱商の史料であり、地主・小作関係は少ない。 (1)明治期の副戸長・村用掛の史料は、重蔵順剛の時期を主としている。布達・回達には「御布告綴」「公用留簿」等があり、村政として「印鑑簿」「村書上帳」、衛生会の関係は会費領収書などが含まれる。土地関係として、地租改正に関わる簿冊類がある。ほかに、蔵敷村の太子堂に設置された汎衆学舎や蔵敷学校の教育運営に関する史料などがある。(2)明治・大正の営業史料は、荒物・肥料商、小売商の営業史料と蚕糸業関係などがあり、ほかに送荷の史料がある。経営関係の諸帳簿・書付としては、「万仕入帳」をはじめ「諸品買入帳」「金銭出納帳」がある。(3)家文書は、ほとんど明治期のものであり、年始・歳暮についての「記録帳」、家の普請など家政史料である。 |
評価選別等スケジュール | |
追加受入情報 | |
整理方法 | |
利用条件 | |
使用条件 | |
使用言語 | Japanese |
物的特徴及び技術要件 | |
検索手段 | 『史料館所蔵史料目録』第42集(1985年) |
原本の所在 | |
利用可能な代替方式 | |
関連資料 | |
出版物 | |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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