識別記号 | ac1968203 |
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資料記号 | F6803 |
標題 | 伊豆国田方郡丹那村川口家文書(マイクロ収集資料) |
年代 | 1585年~1869年 |
主年代 | ― |
年代注記 | 1585(天正13)年-1869(明治2)年。寛政〜明治期が多い。 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | /6点 |
物的状態注記 | マイクロフィルム;6リール 3352コマ 21冊 202点 |
出所・作成 | 川口家 |
履歴 | 川口氏は丹那郷に本拠を置く在地土豪の出で、戦国期には後北条家臣大道寺氏に仕えていたと伝えられる。近世を通じて丹那村の名主を世襲し、また遅くとも18世紀半ば以降には、川口太兵衛(多兵衛)が旗本酒井氏領6か村の割元(割元名主)をつとめている。さらに18世紀末以降になると、川口秋平が「酒井但馬守内豆州在役」「豆州御代官」「丹那村御代官」という肩書きで登場する。酒井氏の地代官として、割元よりも一段高い地位を獲得したのであろうと推定される(『伊豆国田方郡丹那村「川口家文書」目録』、日本大学三島図書館、1981年)。 (関係地)伊豆国田方郡丹那村‐静岡県田方郡函南村丹那‐函南町丹那[現在] (主題)割元‐代官‐名主 (役職等)割元‐代官‐名主 |
伝来 | 川口次郎氏(撮影当時。東京都大田区)。現在、日本大学国際関係部図書館所蔵(駿河文庫)。 |
入手源 | 川口次郎氏。 |
範囲と内容 | 川口家文書は全体で1500点余りで、年代的には18世紀末の寛政期から明治期にかけての文書が多い。原文書全体の目録として『伊豆国田方郡丹那村「川口家文書」目録』(日本大学三島図書館、1981年)が発行されており、それにより推定すると、(1)酒井氏領6か村割元・代官文書、(2)近世丹那村村方文書、(3)近代丹那村村政文書、(4)川口家家政文書、によって構成されると考えられる。このうち(1)は、酒井氏領長崎・神益・下畠・浮橋・田代・丹波6か村の貢租徴収その他に関わる文書で、ほぼ天明頃までが川口太兵衛の割元文書、寛政頃以後が川口秋平の代官文書とみられる。当館の撮影文書はごく限られたものだが、上記の(1)の中から「豆州六ヶ村御年貢皆済目録」や領主酒井氏からの触書写、酒井氏への願書控など、(2)から「年貢割付状」「宗門人別帳」など、そして(4)から川口家代々の「年代記」や「北条氏直印判状」などを収集している。 |
評価選別等スケジュール | ― |
追加受入情報 | ― |
整理方法 | ― |
利用条件 | 紙焼本(P6803)を利用のこと.マイクロフィルムは利用に供していない. |
使用条件 | 複写不可 |
使用言語 | Japanese |
物的特徴及び技術要件 | ― |
検索手段 | マイクロ収集史料目録 |
原本の所在 | 日本大学国際関係部図書館(駿河文庫)。 |
利用可能な代替方式 | (マイクロフィルムの複製(DD)は存在するが,利用に供していない.) |
関連資料 | ― |
出版物 | 『伊豆国田方郡丹那村「川口家文書」目録』(日本大学三島図書館、1981年)。(参考)『史料館報』8号. |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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