| 資料記号 |
45A |
| 標題 |
大和国宇智郡高嶋家文書||TAKASHIMA family papers, Uchi district, the
province of Yamato
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| 年代 |
1698年~1870年 |
| 主年代 |
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| 年代注記 |
1698(元禄11)年-1870(明治3)年 |
| 記述レベル |
fonds |
| 書架延長/数量 |
.5m/89点 |
| 物的状態注記 |
89点(37冊、50通、2仮冊) |
| 出所・作成 |
高嶋家 |
| 履歴 |
文書に表れた若干の事実を総合して推定すれば、大和国宇智郡内の旗本船越氏知行所村内に居住した御用場(陣屋)役人高嶋家旧蔵文書と推定されるが、同家に関する私的文書が皆無なので来歴については不明である。なお、旗本船越氏の祖は駿河国船越に起こり、1200(正治2)年頃、源頼家から淡路国慶野庄倭文の地を与えられて勃興したと伝えられる。細川・三好家を経て景倫の時に秀吉に従い、子景直は摂津・丹波・近江に領地を与えられる。関ヶ原の役の時に徳川方に属し、大和国宇智郡の内1500石を加えられ、6140石を知行し、後に駿河に勤仕した。1625(寛永2)年、子の永景の時に新田を合わせて6260石となり、その孫為景の時、1670(寛文10)年遺跡を継ぐと同時に5570石を知行し、700石を伯父景通に分知して、両家とも以後代々徳川氏に仕える。
(関係地)大和国宇智郡‐奈良県宇智郡‐五條市[現在] (主題)御用場(陣屋)役人 (役職等)御用場(陣屋)役人
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| 伝来 |
1970年度に古書店から購入。 |
| 入手源 |
古書店 |
| 範囲と内容 |
本文書群は総点数が89点と少量で、高嶋家が御用場(陣屋)役人を勤めた関係で伝来した公的文書である。その内容も旗本船越氏の大和国内5か村(宇智郡滝村・車谷村・島野村・霊安寺村・御山村)の支配に関するもので、(1)御用場支配、(2)知行所支配、(3)神宮寺一件関係に大別される。(1)は御用場の具体的支配や機能・機構を一応把握できるもので、御用場から大坂蔵屋敷や摂津・河内両御用場、江戸御勝手方宛の用状控、御用場日記のほか、引継書類に関する文書もある。(2)断片的ではあるが「大和国知行所村高帳」をはじめ、各村から提出された明細帳、物成帳、請書、口上書、宗旨改人別帳がある。(3)船越氏の祈願寺のひとつである観応院神宮寺の寺領及び祈祷料の帰属を巡る紛争の地頭役所への差出書類がまとまっている。
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| 評価選別等スケジュール |
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| 追加受入情報 |
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| 整理方法 |
『史料館所蔵史料目録』第21集の表記は「旗本船越氏和州御用場文書」。
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| 利用条件 |
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| 使用条件 |
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| 使用言語 |
JAPANESE |
| 物的特徴及び技術要件 |
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| 検索手段 |
『史料館所蔵史料目録』第21集(1973年) |
| 原本の所在 |
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| 利用可能な代替方式 |
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| 関連資料 |
紀伊国伊都郡慈尊院中橋家文書(44G)中、中橋家の親戚御山村の新田家の分家北氏も船越氏の和州御用場役人を勤めている。
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| 出版物 |
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| 注記 |
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| 収蔵名称 |
国文学研究資料館(歴史資料) |
| 識別記号(内部用) |
ac1970001 |