【下野国都賀郡吹上有馬家文書||ARIMA family papers and collections, Fukiage, Tsuga district, the province of Shimotsuke.】
識別記号 ac1970005
資料記号 45E
標題 下野国都賀郡吹上有馬家文書||ARIMA family papers and collections, Fukiage, Tsuga district, the province of Shimotsuke.
年代 1646年~1910年
主年代 明治前
年代注記 正保3年(1646)-大正期(1910年代)
記述レベル fonds
書架延長/数量 110m/2点
物的状態注記 110点(24冊、67通、11枚、1綴、7鋪):一部ペン書の原稿用紙がある。
出所・作成 有馬家
履歴 有馬家は、筑後国久留米藩主有馬氏の支流で、頼次の時、徳川忠長(駿河大納言、将軍家光弟)の家臣となり1万石を領した。忠長改易後、吉政の時に紀伊大納言頼宣に仕えた。氏倫の時、将軍吉宗に近侍し、1726(享保11)年に伊勢・下野・上総三国に1万石を領した。氏倫以来氏久−氏恒−氏房−氏恕−氏保−久保−氏郁−氏弘−頼之と相続した。譜代の待遇をうけ、明治には華族に列し、頼之は子爵となる。 陣屋は、1726(享保11)年以降は伊勢国河曲郡西条村、1781(天明元)年より上総国五井であった。その後、1840(天保11)年上総国の領地を下野・伊勢に村替えしたのに際し、1842(天保13)年に陣屋は吹上に移り、氏郁の時に吹上藩の成立をみる。
(関係地)下野国都賀郡吹上‐栃木県栃木市吹上町[現在]
(主題)大名|子爵
(役職等)大名|子爵
伝来 1970年に原蔵者より譲渡。
入手源 原蔵者
範囲と内容 有馬家文書は、ほとんどが(1)家に関する文書からなるが、一部分(2)藩政文書(陣屋)が含まれている。(1)には、系図・家譜・家範とともに領地に関する朱印状写・知行目録、位記・宣旨・口宣案などがある。明治初年の家督相続に関わる書付も見える。 (2)には吹上藩政に関する文書は少なく、明治初年頃の吹上陣屋地図と吹上藩支配所伊勢国多気郡内5ケ村の村絵図類である。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
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使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 仮目録(昭和45年度)およびカード目録
原本の所在
利用可能な代替方式 本資料群には代替形式は存在しない.There are no alternate forms of this collection.
関連資料 『旧華族家史料所在調査報告書』(学習院大学史料館、1993年)によれば、東京大学史料編纂所(「下野吹上有馬家譜(写)」(同所維新史料)他に4点)、国立公文書館内閣文庫、東京都立中央図書館に存在することが確認されている。
出版物 『栃木市史』史料編(1986年)
注記 1969年度に当館(第一史料室)が開始した大名家文書所在調査の実施過程で発掘し、それが契機となって譲渡が実現したもの[館員や関係者の個人情報や庶民史料調査の副産物でなく、館独自の調査に基く原史料の収集の第1号であった](cf・「館報」12号)。
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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