【三河国吉田大河内家文書】
識別記号 ac1971302
資料記号 寄託
標題 三河国吉田大河内家文書
年代 1648年~1924年
主年代
年代注記 1648(慶安元)年-1924(大正13)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 3m/684点
物的状態注記 684点;文書箱(木製)3個((1)朱塗箱、33.3×24.2×19.5cm、箱上書「大河内家譜」、(2)黒塗箱、36.2×27.0×26.0cm、箱横貼紙「御家譜原稿 御代々全部揃」、(3)桐箱、63.0×44.5×37.2cm、箱上書「有馬御留其外御留 外ニ御自筆留入」)がある。
出所・作成 大河内家
履歴 大河内松平家は、3代将軍徳川家光の小姓組番頭から老中となった松平信綱に始まる。1633(寛永10)年信綱は武蔵国忍3万石を領し、1637年天草・島原の乱を鎮圧し、その功により翌年武蔵国川越6万石に加増された。1672(寛文12)年2代信輝は弟輝貞に5000石を分知し、以後本家は7万石となった。信祝、信復、信礼、信明、信順、信宝、信璋と続いた。その間数度の転封をへて、三河国吉田藩の時に維新をむかえ、信璋は1869(明治2)年に豊橋藩知事となったが、1871年廃藩をむかえた。
(関係地)1.武蔵国埼玉郡忍‐埼玉県行田市忍[現在]|2.武蔵国入間郡川越‐埼玉県川越市[現在]|3.三河国渥美郡吉田‐愛知県豊橋市[現在]|4.下総国葛飾郡古河‐茨城県古河市[現在]|5.三河国渥美郡吉田‐愛知県豊橋市[現在]|6.遠江国敷知郡浜松‐静岡県浜松市[現在]|7.三河国渥美郡吉田‐愛知県豊橋市[現在]
(主題)大名;老中
(役職等)大名;老中
伝来 1971年度に原蔵者より寄託。
入手源 原蔵者
範囲と内容 (1)大河内家の家文書としては、a,古系図・寛永差出系図留書などの系図、家譜・系譜類と「信綱記」前半の原本家乗・同附録が多い。b,領知関係は、1761(宝暦11)年の領知朱印状・目録の写があるのみである。 c,軍法書・武芸書。d,日時計の十二支時図や書付類がある。 (2)幕府役職関連文書としては、a,初代信綱が天草・島原の乱に出陣した際の記録の多くは明暦の大火で失ったといわれ、その後、大河内家では乱に関する史料を他大名家などから収集しており、原城絵図をはじめ、聞書・留書・書付の類が伝存している。b,1730(享保15)年老中に就任した信祝が書写させた幕府勘定所記録9冊・書付5通がある。c,幕末の伊豆守(健之丞信璋)宛諸大名書状がまとまっている。 (3)大河内家の家臣団史料として、1658(万治元)年の分限帳をはじめ、寛文期、宝永期、明和期、寛保期の分限帳、足軽帳、役人帳がある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 寄託史料目録およびカード目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物 大野瑞男「享保改革期の幕府勘定所史料 大河内家記録」(『史学雑誌』第80編1−3、1971年)、『文部省史料館報』15号(1971年12月)。
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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