識別記号 | ac1972201 |
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資料記号 | F7201 |
標題 | 佐渡国雑太郡相川町川上家文書 |
年代 | 1601年~1704年 |
主年代 | 江戸前 |
年代注記 | 17世紀初頭-1690年代(元禄期) |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | /2点 |
物的状態注記 | マイクロフィルム;2リール 1239コマ 9冊 22点(22綴) |
出所・作成 | 川上家 |
履歴 | この文書は、川上家に伝わった屏風の下張りから発見されたものである。川上家は、1940年頃に加茂村和木において酒造業を営んでいた。発見者の川上賢吉氏は、1900(明治33)年に設立された佐渡鯣同業組合(のち佐渡郡水産会)の組合長となった。屏風の伝来ならび近世の川上家については未詳である。川上家の当主は賢吉−可一氏と続き、可一氏の子太左英氏の代に文書所在が明らかになった(『佐渡相川の歴史』資料集3 1973年)。 (関係地)佐渡国雑太郡相川町‐新潟県佐渡郡相川町[現在] (主題)未詳 (役職等)未詳 |
伝来 | 川上太左英氏(撮影当時。現在、相川町郷土博物館(新潟県)に寄託)。 |
入手源 | 川上太左英氏 |
範囲と内容 | この文書の内容は、近世初頭の佐渡奉行および鉱山関係文書である。編冊して綴じられ簿冊となっており、第1号から第23号に分けられている。簿冊番号の内の第5号が欠けているが、所蔵されている文書を全て撮影している。撮影内容は、1605-1613(慶長10-18)年ごろの「佐渡直山鍛冶炭・蝋燭・油渡帳」「出鏈覚」「諸山試鏈銀納帳」「米請取并払方・御作事方入用日記」「御番衆之覚」「御礼衆之覚」「御前言上留書」「江戸え上ケ候状之留」などである。これらの史料には、大久保長安家老戸田藤左衛門・同人目代宗岡佐渡、その他長安の下役人の名があり、長安支配下の佐渡奉行所の記録の一部と思われるものである。そのほかに女性の書状、元禄期の書状がある。 なお、第5号が欠けているのは「佐渡国船崎文庫史料」(当館マイクロ収集、F7202)と「佐渡国雑太郡新町村山本家文書」(当館マイクロ収集、F7203)に混入したためと思われる。 |
評価選別等スケジュール | ― |
追加受入情報 | ― |
整理方法 | ― |
利用条件 | ― |
使用条件 | ― |
使用言語 | Japanese |
物的特徴及び技術要件 | 屏風の下張り史料であるため、断簡や一紙類を類似のものごとに後で編冊して綴じられている。錯冊が多いばかりでなく、紙の状態は良好とはいえない。 |
検索手段 | マイクロ収集史料目録 |
原本の所在 | 相川町郷土博物館(新潟県)に寄託。 |
利用可能な代替方式 | ― |
関連資料 | ― |
出版物 | 『佐渡相川の歴史』資料集3(1973年) |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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