【甲斐国甲府坂田家文書】
識別記号 ac1972205
資料記号 F7205 F7902
標題 甲斐国甲府坂田家文書
年代 1542年~1873年
主年代
年代注記 1542(天文11)年-1873(明治6)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /47点
物的状態注記 マイクロフィルム;47リール 2万9483コマ 204冊 188点
出所・作成 坂田家
履歴 坂田家の祖は伊勢北畠氏の家士と伝えられ、16世紀半ばの天文年中、武田氏に仕えて城下町府中の検断役に任ぜられた。近世城下町甲府が建設された1600年前後の文禄・慶長期には甲府代官を兼務、そののちも一時期を除いて代々町検断(寛文以降は町年寄と改称)の1人をつとめた。町年寄の定員は当初2人ないし5人であったが、1724(享保9)年の甲府勤番設置以降は坂田・山本両家に固定化され、明治にいたっている。
(関係地)甲斐国山梨郡甲府‐山梨県甲府市[現在]
(主題)町年寄
(役職等)町年寄
伝来 坂田季吉氏・坂田典信氏(撮影当時。山梨県甲府市)
入手源 坂田季吉氏・坂田典信氏
範囲と内容 坂田家文書のうち、町年寄役に関わる「御用留」「御用日記」「町触留」の3種類の公用記録類はすべて撮影し、そのほか若干の絵図類と戦国-近世初期の文書などを収集している。主な内容は以下の通り。「御用留」40冊(延宝6-寛政10年)、「御用日記」77冊(寛政11-明治6年)、「町触留」23冊(享保4-明治2年)、「御布告留」11冊(明治3-9年)、「公事訴訟留」1冊(宝暦4年)、「甲府絵図」2鋪、「武田信玄朱印状」(天文11年)など武田時代の古文書11通、「徳川家奉行連署証文」(天正11年)など近世初期の古文書17通。なお坂田家文書には、このほか近世の一紙文書約80通、絵図類約40枚、『信斎叢書』(記録・聞書類の写し)51冊などがある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 坂田季吉氏・坂田典信氏(撮影当時。山梨県甲府市)
利用可能な代替方式
関連資料 山梨県立図書館所蔵「甲州文庫史料」に坂田家文書多数があり、一部は当館でマイクロ収集している(F7207)。
出版物 戦国期−近世初期の古文書は、大半が『新編甲州古文書』第1巻(1966年)に収録されている。
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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