【山城国京都蜷川家文書】
識別記号 ac1973204
資料記号 F7304 F7401
標題 山城国京都蜷川家文書
年代 1550年~1888年
主年代
年代注記 1550(天文19)年-1888(明治21)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /11点
物的状態注記 マイクロフィルム;11リール 6332コマ 44冊 170点
出所・作成 蜷川家
履歴 蜷川家は、丹波蜷川氏の系統に属し、近世には多く京都東寺公人(あるいは惣寺代官)を勤めた。明治期の当主蜷川式胤は明治初年政府制度調査御用掛、のち内務省博物局御用掛に任命され、美術史の分野でも活躍した。なお、同家文書は、当館が撮影を行った時点では、京都と東京(新宿区百人町)とに2分されていたため、1973年に京都のものを、1974年に東京に移管されていたものをマイクロ収集した。なお、移管理由・時期については未確認である。
(関係地)山城国京都‐京都府京都市[現在]
(主題)東寺公人‐新政府制度調査御用掛‐内務省博物局御用掛
(役職等)東寺公人‐新政府制度調査御用掛‐内務省博物局御用掛
伝来 蜷川親継氏(撮影当時。京都市南区)
入手源 蜷川親継氏
範囲と内容 保管箇所が京都と東京に分かれるため、伝来と文書内容の関係に注目し、収集年次毎に内容を示しておく。京都の同家文庫に保管される文書は、東寺公人としての年預方史料(年預方日記)、東寺寺領史料などの寺領安堵、経営に関するもの、本寺末寺関係など、職務に関わる史料が大半である。その他では戦国期の「五段田屋敷売買証文」、屋敷寄進証文や、幕末期の鳥羽伏見の戦いなど政情動向に関する記録などがある。別置された東京の文書には、「五反田書院記」や公私にわたる日記類が多数見られる。「五反田書院記」には、公人としての仏事をはじめ寺院経営・所領支配に関する記事のみならず、祭礼・地震・風水害の際の町方の動静や物価状況などが克明に記されている。とくに幕末開港前後からの畿内周辺部の世情や人心の動向、大塩の乱などの一揆や打ちこわしなどが克明に記録される。なお、この「五反田書院記」は、一部京都にも所蔵される。両者合わせての冊数は33冊、年次は1831年(天保2)年から1872(明治5)年に及ぶ。当館、未収集の文書もある。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 蜷川親継氏(撮影当時。京都市南区)
利用可能な代替方式 京都府立総合資料館が全文書を紙焼複製している。
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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