【山城国京都松下町最上屋井山喜八家文書】
識別記号 ac1973207
資料記号 F7307
標題 山城国京都松下町最上屋井山喜八家文書
年代 1828年~1882年
主年代
年代注記 1828(文政11)年-1882(明治15)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /30点
物的状態注記 マイクロフィルム;30リール 1万9604コマ 110冊 77点
出所・作成 井山喜八家
履歴 最上屋井山喜八家は京都下京松下町で、紅の原料である紅花荷宿をした家である。紅花は出羽国村山地方が主たる産地であり、紅花撰方仲間・糸問屋兼紅花荷物付商・紅花荷宿などが取り引きにあたった。ことに最上屋喜八や近江屋佐助による紅花荷宿は、仲買的な機能を有し取扱量も多かった。最上屋は京の中村屋善兵衛をはじめとする40名余の紅屋と取り引きがあり、集荷は山形の紅花商人長谷川吉郎次・佐藤利兵衛らから大量に行った。また、1784(天明4)年本丸奥御用紅花荷主仲ケ間が結成されたが、その仲間の1人でもあった。
(関係地)山城国京都下京富小路姉小路上ル松下町‐京都府京都市下京区富小路姉小路上ル松下町[現在]
(主題)商人;紅花荷宿
(役職等)商人;紅花荷宿
伝来 山形大学附属博物館(山形市)・山形大学附属図書館(同)。なお、同大学では本文書を古書店より購入のうえ、上記の両機関で分割収蔵している。
入手源 山形大学附属博物館・同図書館
範囲と内容 収集史料は1828(文政11)年から1882(明治15)年にかけての簿冊類である。内訳は、「紅花売代金帳」18冊(天保3年-明治9年)、「紅花仕切差引帳」6冊(天保9年-明治5年)、「荷物高合勘定帳」12冊(天保3年-明治15年)、「金銀出入帳」3冊、その他諸国案内帳など77冊である。いずれも近世後期から明治初年にかけてのものである。なお、山形大学附属図書館の収蔵点数は221点、同附属博物館の収蔵点数は50点である。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 山形大学附属博物館(「京都紅花商文書井山喜八文書」と呼称)・山形大学附属図書館(「京都最上屋井山喜八家文書」と呼称)
利用可能な代替方式
関連資料 最上屋喜八家に関わる史料は、山形大学以外に京都府立総合資料館にも収蔵される。その点数は4832点である。なお、同文書群のうちに最上屋喜八も属した「本丸奥御用紅花荷主仲ケ間」文書25点がみられる。これは同家が最後の仲間年寄を勤めたことによると見られている(京都府立総合資料館『改訂増補文書解題』参照)。
出版物
注記 これまでの文書群名は「山城国京都最上屋喜八家文書」。
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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