識別記号 | ac1978201 |
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資料記号 | F7801 F7804 F7903 F8103 |
標題 | 下総国相馬郡川原代村池端木村家文書 |
年代 | 1707年~1927年 |
主年代 | 江戸後 |
年代注記 | 1707(宝永4)年-1927(昭和2)年、主として近世後期のもの。 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | /35点 |
物的状態注記 | マイクロフィルム;35リール 1万9392コマ 145冊 3960点 |
出所・作成 | 木村家 |
履歴 | 川原代村池端木村家は、当館所蔵に帰している「川原代村木村家文書」((34B))の原蔵者木村藤左衛門家の分家である。1707(宝永4)年に分家し、初代源助以降、代々源助を世襲したが、6代(文久2年没)は源内・源三を称し、8代(昭和3年没)は源太郎を称した(詳細は『史料館所蔵史料目録』第32集参照)。分家にあたっては、領主の調停があり、源助は本家持高の3分の1(37石9斗余)を相続している。本家は名主・割元などを勤めたが、分家源助家でも、分家後間もなく、名主役に就任したと見られる。1711(宝永8)年には、地頭用人より知行所中の年貢米を預かることを指示されている(史料番号633)。なお、川原代村は村高1000石余の大村であり、名主も2−3名置かれていた。源助家では分家後ほぼ名主役を勤めたと見られるが、1815(文化12)年には割元を勤める(史料番号643、この時藤左衛門家は名主)。また、1820(文政3)年の史料には代官とある(史料番号640・641)。地主経営などを行なう。近世後期には、川原代村だけで43石余を所持した。 (関係地)下総国相馬郡川原代村‐第九大区五小区川原代村‐茨城県竜ヶ崎市川原代町[現在] (主題)名主|割元|代官 (役職等)名主|割元|代官 |
伝来 | 木村一郎氏(茨城県竜ヶ崎市) |
入手源 | 木村一郎氏 |
範囲と内容 | 池端木村家文書は、(1)旗本割元・代官文書、(2)名主文書、(3)戸長文書、(4)家文書などからなる。(1)は就任期間も短く、その分量は多くないが、旗本用人からの書状が比較的まとまっている。(2)では、旗本支配関係の御用向日記、旗本勝手方賄い、名主役務出納(金銭出入帳)、年貢などのほかに、小貝川・利根川の普請関係史料、牛久沼の用水関係記録、改革組合村と関東取締出役関係文書、水戸街道の通行関係といった、直接旗本支配とは関係のない文書群が存在する。(3)木村家の戸長就任に関しては未確認であるが、1876・1877(明治9・10)年の「戸主換御届」が39件ほど現存する。(4)では、地主経営に関わる史料、過去帳・家譜・旧記、小遣い帳、和漢の書籍などがあり、また、私信の類も大量に存在する。 |
評価選別等スケジュール | ― |
追加受入情報 | ― |
整理方法 | ― |
利用条件 | EAD-XML検索システムでの検索も可能ですが、閲覧を希望する場合は事前に情報サービス第2係(歴史資料担当)へお問い合わせ下さい。 |
使用条件 | ― |
使用言語 | Japanese |
物的特徴及び技術要件 | ― |
検索手段 | マイクロ収集史料目録 |
原本の所在 | 木村一郎氏(茨城県竜ヶ崎市) |
利用可能な代替方式 | 茨城県立歴史館が全文書を紙焼複製している。 |
関連資料 | ― |
出版物 | 『龍ヶ崎市史』近世史料編II(1994年) |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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