【播磨国姫路酒井家文書】
識別記号 ac1980208
資料記号 F8008
標題 播磨国姫路酒井家文書
年代 1631年~1778年
主年代 江戸
年代注記 1631(寛永8)年-1778(安永7)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /22点
物的状態注記 マイクロフィルム;22リール 1万2822コマ 83冊 121点
出所・作成 酒井家
履歴 酒井家は徳川氏の祖松平親氏の子で、親氏に仕えた広親を祖とし、その6代後の重忠が1590(天正18)年相模国甘縄を経て武蔵国川越に1万石で入封し大名となった。1601(慶長6)年上野国厩橋(前橋)に3万3000石に加増されて移り、それ以後、忠世・忠行・忠清・忠挙・忠相・親愛・親本・忠恭と在城した。この間に忠行は15万2500石となるが、忠清の弟忠能に2万2000石を分知し、15万石に加増された忠清も忠挙の弟忠寛に2万石を分知し、1707(宝永4)年忠挙が15万石に復して以後、これが酒井家の格式となる。1749(寛延2)年、忠恭が播磨国姫路に移され、以後、忠以・忠道・忠実・学・忠宝・忠顕・忠績・忠惇・忠邦と継がれて廃藩となった。
(関係地)播磨国飾東郡姫路‐兵庫県姫路市本町[現在]
(主題)大名;老中
(役職等)大名;老中
伝来 姫路市立図書館(現在。姫路市立城内図書館。兵庫県姫路市)
入手源 姫路市立図書館
範囲と内容 酒井家文書の総量は、6000点を超える膨大な史料群である。その内容は大名の家文書であって、藩の各役局で作成した藩政史料をほとんど欠いており、形態としては冊子類が少なく、一紙書付類が主である。撮影した文書は、冊子類の中心を占める日記のうち、近世初期のものである「幕府日記」と「玄武日記」である。前者は1631(寛永8)年から1724(享保9)年までの108冊で、国立公文書館内閣文庫所蔵などのものと同質で同史料中の善本として知られているものである。後者は酒井忠以時代の日記で1776(安永5)年から1778(安永7)年までの13冊である。 姫路市立図書館所蔵の酒井家文書については、史料館編『近世史料所在調査目録昭和53年度 播磨国姫路酒井家文書』1・2(史料館閲覧室で公開)に約6000点が収録されている。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 姫路市立城内図書館(兵庫県姫路市)
利用可能な代替方式
関連資料 酒井家文書は、東京大学法学部法制史料室(酒井家古記録)、前橋市立図書館(前橋藩酒井家史料)に所蔵されている(詳細は学習院大学史料館編『旧華族家史料所在調査報告書』本編2、家番号394、1993年を参照)。
出版物 酒井家文書の一部については、『兵庫県史』史料編近世1・2(1991・1990年)、『姫路市史』第10巻史料編近世1(1986年)に掲載されている。
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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