【越中国射水郡島村折橋家文書】
識別記号 ac1983206
資料記号 F8306 F8401 F8403 F8701
標題 越中国射水郡島村折橋家文書
年代 1638年~1887年
主年代 江戸前
年代注記 1638(寛永15)年-1887(明治20)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /35点
物的状態注記 マイクロフィルム;35リール 2万1549コマ 169冊 653点
出所・作成 折橋家
履歴 折橋家は、佐々木五郎衛門心願の末裔で、もと信濃国水内郡折橋村に居住、天正年間に射水郡島村に移住して折橋を名乗る郷士となった。1635(寛永12)年に十村肝煎に任じられた。1648(慶安元)年に十村役に任命された際には折しも施行された改作法の実施に貢献、1657(明暦3)年には前田利常から、いわゆる「青葉の御印」をうけ、代々扶持人・十村・年寄役などとして民政にあたった(『金子文書折橋家文書調査報告書』富山県教育委員会 1974年)。
(関係地)越中国射水郡島村‐富山県射水郡島村‐大門町島[現在]
(主題)十村肝煎|十村役|年寄役|代々扶持人
(役職等)十村肝煎|十村役|年寄役|代々扶持人
伝来 折橋禮一氏(東京都世田谷区)
入手源 折橋禮一氏
範囲と内容 F8306・F8401・F8403と撮影した史料は、東京の当主自宅に保管されていたものを撮影収集したものである。収録点数は、『金子文書折橋家文書調査報告書』(前掲)にある1,120点の約半分の量である。なお、前掲の報告書に未掲載の史料もあったため、それらも撮影収集した。撮影史料の内容は、十村役関係を主としている。十村役の機能に応じた多様な史料だが、特色として藩政初期の税制、改作法関係史料が豊富なことがあげられる。1638(寛永15)年「小物成算用場召出状」、1657(明暦3)年「明暦元年留帳写」「勧農につき御印状」、1656(明暦2)年「馬口労役免許状」などがある。F8701の分は、1983・1984年度に撮影収集した際、『調査報告書』に掲げられながら所在が不明であった数点の史料があったが、所在が確認されたのを機に追加収録したものである。主要なものは、十村を勤めた折橋家にとっての基本的記録であり、1825(文政8)年の加賀越中能登の各郡下組分村名記、射水郡に関する「組々十村歴代」「村々家数調理帳」などである。また「高免帳」「往環略絵図」「年中行事」の他、加賀藩の旧例故事を述べた「北藩秘鑑」10冊、「旧記留」など編著書の写本もあり、伝本の少ないものを収録した。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 折橋禮一氏(東京都世田谷区)
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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