【讃岐国阿野郡北青海村渡邊家文書】
識別記号 ac1984207
資料記号 F8407 F9004
標題 讃岐国阿野郡北青海村渡邊家文書
年代 1819年~1864年
主年代 江戸後
年代注記 1819(文政2)年-1864(元治元)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /23点
物的状態注記 マイクロフィルム;23リール 1万527コマ 85冊 66点
出所・作成 渡邊家
履歴 渡邊家は初代嘉兵衛が1659(万治2)年に青梅村に移住したのに始まり、その子善次郎義祐が宝永年間(1704−1711年)に青梅村の政所(庄屋)に就任した。子の繁八は父の跡を継いだが早世したため、善次郎が再度政所となり、繁八の弟與平次の3男藤住郎義燭を養子として家を継がせた。その子五郎左衛門義彬が1788(天明8)年12月阿野北郡大政所(大庄屋)に就役した。その後、七郎左衛門寛が1818(文化15)年から大政所役を勤め、1829(文政12)年には藩士の列に取り立てられた。寛の弟良左衛門孟は東渡邊家の同姓嘉左衛門義信の家を継ぎ、養父の職を継いで政所となった。寛の子五百之助詔は1820(文政3)年高松藩に召出されて100石を得て、与力となり、1835(天保6)年秋から林田・大薮・乃生・木澤及び阿野郡北の村々の砂糖引き受け役を勤め、1837年7月からは大坂北堀江の砂糖会所定詰役を勤めた。1853(嘉永6)年には阿野郡北の大政所渡辺一郎(本家)の跡役として、大政所勤務となった。翌年、詔の子槇之助(敏)は病気の父にかわって大政所代役を勤め、1856(安政3)年からは大政所役と砂糖方役を勤めた(瀬戸内海歴史民俗資料館編『讃岐国阿野郡北青海村渡邊家文書目録』1976年)。
(関係地)讃岐国阿野郡北青梅村‐香川県坂出市青梅町[現在]
(主題)大政所(大庄屋);砂糖方役
(役職等)大政所(大庄屋);砂糖方役
伝来 瀬戸内海歴史民俗資料館(香川県高松市)
入手源 瀬戸内海歴史民俗資料館
範囲と内容 大政所としての文書と、砂糖関係の記録が揃っている。 F8407は、渡辺寛-坦-詔-敏の4代にわたる1817(文化15)年から1864(文久4)年にかけての「大庄屋御用日記」43冊を収集した。大検見の際の下達・上申の手続・経緯などが克明に記され、大庄屋の職務内容を詳細に記録した内容をもっている。 F9004は、林田浦の砂糖会所の記録である1840(天保11)年から1864(元治元)年にかけての「諸国売捌帳」17冊を収集した。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 瀬戸内海歴史民俗資料館(香川県高松市)
利用可能な代替方式
関連資料
出版物 『史料館報』42号(1985年3月)、54号(1991年3月)、瀬戸内海歴史民俗資料館編『讃岐国阿野郡北青海村渡邊家文書目録』(1976年)。
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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