【信濃国佐久郡軽井沢宿亀屋佐藤家文書】
識別記号 ac1985205
資料記号 F8505 F8707
標題 信濃国佐久郡軽井沢宿亀屋佐藤家文書
年代 1693年~1918年
主年代
年代注記 1693(元禄6)年-1918(大正7)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 /9点
物的状態注記 マイクロフィルム;9リール 4115コマ 42冊 620点
出所・作成 佐藤家
履歴 佐藤家は、中山道軽井沢宿の名主役で脇本陣を勤め、「亀屋」という屋号で旅篭屋も経営していた。近世の軽井沢宿は中山道浅間三宿の一つとして、追分宿・沓掛宿とともに参勤交代の宿駅として賑わっていたが、明治維新に入り、宿駅としての機能を失うことにより衰微し、多くの旅篭屋が没落し、「亀屋」も苦境に陥った。それが信越線が開通し、外国人などにより避暑地として明治30年代に開発され、今日の軽井沢の繁栄を迎えたのである。「亀屋」も1902(明治35)年には「万平ホテル」として再出発した。
(関係地)信濃国佐久郡軽井沢宿‐長野県北佐久郡軽井沢町[現在]
(主題)名主‐脇本陣;旅篭屋
(役職等)名主‐脇本陣;旅篭屋
伝来 佐藤邦明氏(長野県北佐久郡軽井沢町)
入手源 佐藤邦明氏
範囲と内容 亀屋佐藤家文書は、近世中期から明治・大正期にわたり、総点数700点余が存在するが、そのうち600点余を収集した。その内容は名主としての公的文書と旅篭屋としての私的文書に大別できる。前者では、触書・村役人の進退・人別帳・土地反別帳・年貢諸役・宿村絵図・訴訟出入・宿駅助郷等に関する文書であり、後者では、奉公人請状・借金証文・質地証文・冠婚葬祭・書簡・書籍等である。皇女和宮の下向の折の膨大な助郷負担に対する長文の課役免除の嘆願書等、注目される文書が少なくない。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法
利用条件
使用条件
使用言語 JAPANESE
物的特徴及び技術要件
検索手段 マイクロ収集史料目録
原本の所在 佐藤邦明氏(長野県北佐久郡軽井沢町)
利用可能な代替方式
関連資料
出版物 『史料館報』第44号(1986年3月)、同48号(1988年3月)。
注記 数量の詳細は、F8505:4リール、1359コマ、14冊、462点;F8707:5リール、2756コマ、28冊、158点である。
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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