識別記号 | ac1958017 |
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資料記号 | 33Q |
標題 | 武蔵国埼玉郡袋山村細沼家文書 |
年代 | 1605年~1867年 |
主年代 | 江戸前 |
年代注記 | 慶長10-慶応3年 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | .9m/125点 |
物的状態注記 | 125点(54冊、70通、1綴) |
出所・作成 | 細沼家 |
履歴 | 細沼家は楠正成の一門という細谷氏が見沼郷にとどまり埼玉郡袋山村を開発し代々名主を勤め、細沼に改姓したという。袋山村は近世には幕府領であり、1871(明治4)年埼玉県に所属し、1889(明治22)年8か村が合併して北埼玉郡大袋村となった。 (関係地)武蔵国埼玉郡袋山村‐埼玉県埼玉郡袋山村‐北埼玉郡大袋村大字袋山‐埼玉県越谷市大字袋山[現在] (主題)名主 (役職等)名主 |
伝来 | 1858年度に古書店より購入。 |
入手源 | 古書店 |
範囲と内容 | 細沼家文書の一部であり、(1)武蔵国埼玉郡袋山村名主文書と(2)名主を勤めた細沼家の家文書とから構成される。(1)には年貢割付状(伊奈備前守発給)が1605(慶長10)年以後、1867(慶応3)年まで60通あり、特に1605-1644(慶長10-寛永21)年までの初期のもの11通あるのが注目される。年貢皆済目録(2通)を含めて年貢関係史料が多い。そのほか1721(享保6)年「村鑑書上帳」、1697(元禄10)年「検地水帳写」や用水関係の議定書等がある。同じ幕府領で隣接する下間久里村の1735(享保20)年「田畑地形帳」、小林村の1737(元文2)年「田地形帳」等、村民の所有地に関する袋山村名主文書がある。(2)1737-1833(元文2-天保4)年「質地証文」(6通)、1865(慶応元)年「地守請負証文」(1通)、1733-1791(享保18-寛政3)年「地借証文」(3通)等細沼家の経営史料がある。 |
評価選別等スケジュール | ― |
追加受入情報 | ― |
整理方法 | ― |
利用条件 | 仮整理につき少量ずつの閲覧が可能。 |
使用条件 | |
使用言語 | Japanese |
物的特徴及び技術要件 | 虫損の甚だしいものあり、取り扱い注意。 |
検索手段 | 仮目録(昭和33年度) |
原本の所在 | |
利用可能な代替方式 | 埼玉県立文書館が全文書を撮影している。 |
関連資料 | 明治大学刑事博物館所蔵、越谷市史編さん室保管の細沼家文書があり、それぞれ『明治大学刑事博物館目録』第13号(同館委員会、1958年)、『越谷市史近世古文書目録』(越谷市史編さん室編集・発行、1971年)に文書目録がある。 |
出版物 | 『越谷市史』3(史料1)(越谷市役所、1973年)に[1]を中心に収録されている。 |
注記 | これまでの文書群名は「武蔵国埼玉郡袋山村文書」。 |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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