識別記号 | ac1968003 |
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資料記号 | 43C 1994A |
標題 | 播磨国神東郡屋形村池田家文書||IKEDA family papers, Yakata village, Jinto district, the province of Harima |
年代 | 1719年~1893年 |
主年代 | |
年代注記 | 1719(享保4)年-1893(明治26)年 |
記述レベル | fonds |
書架延長/数量 | 2m/378点 |
物的状態注記 | 378点(199冊、122通、1折、22鋪、18枚、10綴、3包、3体) |
出所・作成 | 池田家 |
履歴 | 池田家は、池田輝澄の7男政済を祖とする知行高3000石の旗本で、知行所は代々播磨国である。播磨国姫路藩主池田輝政の4男であった輝澄は、1615(元和元)年6月に同国宍粟郡に3万8000石、1631(寛永8)年8月同国佐用郡に3万石を加えられ、都合6万8000石を領知した。しかし、1640(寛永17)年7月家中の騒動事件のため改易となった。1662(寛文2)年、輝澄の4男政直が遺領を継ぎ、1万石を播磨国神崎・印南両郡内に宛がわれ、翌年11月に神崎郡の福本に居館を定めた。跡継ぎがないまま政直が死ぬと、翌6年3月遺領1万石のうち、神崎・印南両郡内7000石を弟政武に、神崎郡内3000石を次々弟政済に分知された。政済を初代とする池田家は、第11代政樹の代で版籍奉還を迎えた。その知行所は、現在の姫路市の北方、市川の上流両岸で、神東郡屋形村、神西郡小室村・千原村・谷村・田中村・今井村・鶴居村・下沢村・美佐村・野村の10か村で、陣屋は屋形村に置かれた。この屋形陣屋を拠点に、10軒ほどの家臣と共に地方支配を行い、屋形村には大庄屋がおかれた。江戸屋敷に常住した旗本池田家の歴代は、いずれも非役である「寄合」に属することが多く、その間、小姓を勤仕した第2代政因を除いて、御使番・火事場見廻を勤仕した者が多い。官位は政因の従五位下伊豆守叙任のほかは、布衣免許がみられる程度である。明治初年には朝臣となり士大夫を称され、士族に編籍された。江戸屋敷は本所、麹町三丁目、永田町、小川町、表四番町などである。 (関係地)播磨国神東郡屋形村‐兵庫県神東郡屋形村‐生野県神東郡屋形村‐姫路県神東郡屋形村‐飾磨県神東郡屋形村‐兵庫県神東郡屋形村‐川辺村屋形‐神崎郡市川町屋形[現在] (主題)旗本 (役職等)旗本 |
伝来 | 1968年度に原蔵者より譲渡を受け、1994年度に原蔵者の縁故者から寄贈。 |
入手源 | 43Cは原蔵者。1994Aは原蔵者の縁故者から寄贈。 |
範囲と内容 | 本文書は(1)旗本池田家文書と(2)池田家政文書とに大別される。(1)a,領知関係では知行所絵図、郷村高帳、知行所人数帳、郡村仮名附帳、b,法令では旗本池田家法、幕府触書、明治布告、c,旗本池田氏の対幕府勤仕については、勤役・武術調練・寄合組・御用状・御役金関係文書がある。d,知行所支配関係では、a,のほかに、代官達、在所御用留、在役所日記、在所御用状、宗門改、収納請払、公儀御貸付金、酒造米、助郷免除願、土地出入絵図などがある。(2)系譜類(含同族)をはじめ、相続・縁組・御目見・献上・拝領・家禄・諸家書状・諸家宛書状・江戸屋敷普請・御道具・葬祭・信仰・寺社に関するものがある。 |
評価選別等スケジュール | ― |
追加受入情報 | ― |
整理方法 | 『史料館所蔵史料目録』第21集の表記は「播磨国屋形旗本池田家文書」。 |
利用条件 | ― |
使用条件 | ― |
使用言語 | JAPANESE |
物的特徴及び技術要件 | ― |
検索手段 | 『史料館所蔵史料目録』第21集(1973年) |
原本の所在 | ― |
利用可能な代替方式 | - |
関連資料 | ― |
出版物 | ― |
注記 | |
収蔵名称 | 国文学研究資料館(歴史資料) |
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