【常陸国筑波郡沼田村飯村家文書】
識別記号 ac1968302
資料記号 寄託
標題 常陸国筑波郡沼田村飯村家文書
年代 1614年~1876年
主年代 江戸後
年代注記 1614(慶長19)年-1876(明治9)年
記述レベル fonds
書架延長/数量 1m/380点
物的状態注記 380点
出所・作成 飯村家
履歴 飯村家は沼田村の名主を代々務めた豪農の家である。沼田村の石高は1614(慶長19)年の検地帳では321石余、1670(寛文10)年の検地帳では355石余であった。飯村家の由緒書等が伝存しないので詳細は不明だが、1690(元禄3)年の「筑波郡沼田村惣百姓持高帳」(史料番号3)には名主助太夫とあり、以降は代々吉太夫を襲名することが多かった。ただし、明治初期の当主は吉十郎を名乗っており、吉十郎は1872(明治5)年沼田村戸長を勤めた。1865(元治2)年の「宗門御改帳」(史料番号21−2)によれば、檀那寺は禅宗性山寺で、家族構成は吉太夫(55才)、妻ゑほ(53才)、父甚左衛門(78才)、聟吉十郎(32才)、娘とき(32才)、忰東吾(18才)、孫長之助(9才)、奉公人家族9人を含む計16人となっている。
(関係地)常陸国筑波郡沼田村‐茨城県筑波郡沼田村‐第十一大区五小区筑波郡沼田村‐第二大区小四区沼田村‐茨城県筑波郡筑波町沼田‐茨城県つくば市沼田[現在]
(主題)名主‐戸長
(役職等)名主‐戸長
伝来 1968年度に原蔵者より寄託。
入手源 原蔵者
範囲と内容 (1)江戸期全般にわたる村方文書が中心で、飯村家に関する史料はほとんどない。土地関係では、1613(慶長18)年・1670(寛文10)年の検地帳、1690(元禄3)年惣百姓持高帳、1690(元禄3)年から1741(寛保元)年の石高人別書上帳がある。年貢関係では、1676-1821(延宝4-文政4)年にかけての年貢割付状・皆済状がある。1694(元禄7)年には神郡村、1757(宝暦7)年には臼井村との水論一件史料などがある。その他、1824(文政7)年「村内田畑永代質地証文改控」、1844(天保15)年「裏判控帳」、質地証文・借用証文などが多い (2)明治初期の里長・戸長役場文書。1875(明治8)年「官民有地区別定方伺」「官民有地取調帳」、1876年「両村入会地引帳」をはじめとして、「御用留」(1871年)などが若干伝存している。
評価選別等スケジュール
追加受入情報
整理方法 本文書群に含まれていた「常陸国新治郡藤沢村小笠原家文書」(寄託)を分離させた。
利用条件 EAD-XML検索システムでの検索も可能ですが、閲覧を希望する場合は事前に情報サービス第2係(歴史資料担当)へお問い合わせ下さい。
使用条件
使用言語 Japanese
物的特徴及び技術要件
検索手段 寄託史料目録
原本の所在
利用可能な代替方式
関連資料
出版物
注記
収蔵名称 国文学研究資料館(歴史資料)

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