信濃国埴科郡松代伊勢町八田家文書
28B
八田家文書(08)01.内方/11.金融/01.伊勢山田御師廣田筑後一件
八田家文書(08)01.内方
11.金融
01.伊勢山田御師廣田筑後一件
①紀州御領仁田村安兵衛桑原林右衛門様御添翰持参、三月五日当着此表御家老中様御宛所ニ付、於御同地御徒士目附宮出浅之進殿御請取之上被差出上、右ニ付同九日安兵衛願書之趣を以御内々御尋御座候ニ付差上候書附之一巻(以下の証文前書)、②奉拝借金子証文之御事(金100両、稲荷御社金の内拝借に付)、③覚(金100両、奉加金の内たしかに請取に付)、④亥九月十九日御答書(147両3分余のところ100両は中野善右衛門引請証文請取、残金47両3分余のところ、その方共両人にて遣わすべき所存と相見えるは如何の御不審にて、元来214両3分余の辻金高にて鈴木安兵衛・中野善右衛門名代として彦十郎・茂兵衛同道にて右証文私共へ渡し請取置く事など返答書)、⑤一札之事(勢州山田下中之郷町鈴木安兵衛御師廣田筑後方へ懸かるは筑後方勝手不手廻りにて惣家来中決議、戌年以前仕送り賄い頼む所、その後世話仕送り賄止めの節残金出来、亥年4月中安兵衛より廣田金吾・森忠八・私共へ申懸け金子出入に付)、⑥乍恐以口上書御尋之趣奉申上候御事(紀州御領多気郡仁田村安兵衛罷下り私共へ懸かる金子出入願いにて御尋ねの趣に付申上書)、⑦乍恐以口上書御尋之趣奉申上候御事(紀州御領多気郡仁田村安兵衛罷下り私共へ懸かる金子出入願いにて御尋ねの趣に付申上書)
②明和8辛卯年2月、③明和8卯年2月、④亥9月、⑤明和9年辰11月、⑦天明2壬寅年3月
1771-04
②拝借主小町善右衛門・青木彦十郎・伊勢屋茂兵衛、(奥書)増田惣右衛門・佐藤伊兵衛、②吉村嘉右衛門・伊勢屋惣右衛門・和泉屋伊兵衛、(奥書)いせ町伊兵衛・惣右衛門、④伊兵衛・惣右衛門、⑤勢州山田御師廣田筑後元手代岩出六右衛門印・信州高井郡吉田村立逢彦五郎印、⑦信州[ ](虫損)惣右衛門・伊兵衛、(奥書)名主徳兵衛
②花山院御家本庄豊前守様・一色治部様、③小町善右衛門殿、⑤伊勢屋忠右衛門殿・泉屋伊兵衛殿、⑦小野喜太右衛門様・山越六郎右衛門様御役所
(端書)「寅ノ四」、破損あり
1冊
28B/え02352
19411
『史料目録 第101集 信濃国埴科郡松代伊勢町八田家文書目録(その8)』(2015年3月、国文学研究資料館)
史料群概要