信濃国埴科郡松代伊勢町八田家文書
28B
八田家文書(08)04.松代藩御用/04.川船会所/01.金子・田畑屋敷貸下
八田家文書(08)04.松代藩御用
04.川船会所
01.金子・田畑屋敷貸下
乍恐以書付御訴訟奉申上候(松代町は北国往還丹波嶋宿川支えの節は佐州御用荷物並びに御役人様など継ぎ立て、前々より領主手充金積金利倍仕り宿入用へ差し加え宿役勤め来たれども取続きかね、先年より度々人馬賃銭割増し願い、宿役勤めにところ、領内福嶋宿・川田宿は千曲川通り川添の宿にて陸通荷物減り宿助成差し障りの趣申し出で、右助成金利倍の内を以て福嶋・川田両宿へ籾子差し遣わす示談仕り、宿助成元金の内引分け喜左衛門へ請け取り繰り廻し利足を以て両宿への籾子渡し方取扱うところ、文政4年6月中相手彦兵衛・彦之丞所持の田地金200両の質地に入れ置きたきにて反別合わせ3町5歩5ヶ年季質地に請け取るところ、去々戌年季明け地所請け戻しとも流池に渡す共埒明ける様懸け合うも村方差し支え、去亥作付まで待ち呉にとて右時節過ぎれども埒明かず、是非無く御訴訟申し上げるに付)
文政11子年4月
1828-06
真田伊豆守領分信州埴科郡松代町長町人訴訟人喜左衛門・宿役人惣代宿年寄同数右衛門
寺社御奉行所
竪継紙
(端裏書)「信州高井郡中野村彦兵衛・彦之丞・右五人組・年寄・名主、(裏書)「如斯訴状差上候間致返答書来月十三日評定所江罷出可対決若於不参可為曲事者也 子五月三日 摂津(寺社奉行太田資治)・大和(寺社奉行堀親寚)・伊豆(寺社奉行松平信順)・大炊(寺社奉行土井利位)・豊後(勘定奉行曽我助弼)・御用方無加印左衛門(勘定奉行遠山景晋)・主水(勘定奉行石川忠房)・御用方無加印淡路(勘定奉行村垣定行)・伊賀(町奉行筒井政憲)・主計(町奉行榊原忠之)
1通
28B/え02287
18615
『史料目録 第101集 信濃国埴科郡松代伊勢町八田家文書目録(その8)』(2015年3月、国文学研究資料館)
史料群概要