日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/07.産業 | |
01.絵画 | |
07.産業 | |
銀座商店夜景 | |
明治15年 | |
1882 | |
絵師:安治 落款: 本名等:井上安次郎 版元:福田熊治郎 長谷川町十九番地 | |
技法:錦絵 法量:231×335 | |
数量:1 | |
37TA/00062 | |
00062 | |
解説:清親門下らしく商店の夜景を素材として光と影の新傾向を描いて、小品ながら安治の特色を表わしている。この時期、すでに清親が新聞挿絵に移って清新の版画から遠ざかり始めたといわれており、安治自身も2年後に探景と改名する頃からは画風も変ってくるので、やはり大切な作品である。画中の看板は「国産果物貯蔵製元 東京銀座二丁目中□□七」と読めるが、果物貯蔵とは画面に描出されているように缶詰のことであって、中川幸七商店は明治一一年に自家製の果物缶詰を発売した銀座では最初の店である。(『明治開化期の錦絵』より) | |
史料群概要 | |
画像有 |