日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/12.貿易 | |
01.絵画 | |
12.貿易 | |
皇国製茶図会 第十八号 商館再焙の図 | |
明治18 | |
1885 | |
絵師:秀月 落款: 本名等:矢沢喜久造 版元:矢沢喜久造 横浜区住吉町一丁目一番地 | |
技法:錦絵 法量:182×252 | |
数量:1 | |
37TA/00066-006 | |
00110 | |
解説:6.「第十八号 商館再焙の図」明治前期の製茶について『国史大辞典』には「栽茶・荒茶の生産形態は、小農による自園自製で、荒茶を火入れ、配合して再製茶とする再製工程は、茶問屋や輸出業者が営む工場で行われた」とある。本図はその再製工程に該当すると見られる。石造りの工場内では、煉瓦で作られた焙炉が並び、多数の女工が手揉み作業を行っている。画面右手の、上下が開いた形のざるに半纏姿の男たちが手を入れている工程は未詳、要調査。黄色地に花柄の立方体の箱は再製された茶を詰めたものか。工場の入り口では、作業に来た女工が、背負っていた幼児を下ろすところが描かれる。(田島) | |
史料群概要 | |
画像有 |