日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/09.政治
01.絵画
09.政治
東京開華名所図絵之内 八代洲町警視庁出初の図
明治12年
1879
絵師:広重III 落款: 本名等: 版元:   
技法:錦絵 法量:358×241
数量:1 
37TA/00097
00142
解説:「東京開華名所図絵」の中の一枚。場所は八代洲町で警視庁の出初式を描く。江戸時代に、町方の消防組織として結成された町火消が、正月2日に行った初出の式を、明治以後に継続したのが出初式である。火消各組の鳶の者が、図のように直立させた梯子の上で、曲芸のようなパフォーマンスを競うもので、今日にも続いている(但し、最近は正月6日に挙行)。題名にも警視庁とあり、図中にも警官が立ち合っているのは、消防機関が独立せずに警察機能の中に包含されていたからである。
史料群概要
画像有