日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/11.風俗・娯楽
01.絵画
11.風俗・娯楽
東京製造元新発明転写画
絵師:真斎 落款: 本名等: 版元:盛国堂  下谷竹町十二番地 
技法:錦絵、転写画 法量:171×111
数量:1(11、袋1の内)
37TA/00168-006
00255
解説:玩具絵。物尽絵。上下に2区分したものが11枚で、計22図となるが、このうち2枚は同じ図柄なので実際には9枚18図となる。扱われているのは、鳥・魚・馬の動物尽のほか、座敷道具、玩具、乘物、武者、盆栽、仮面などがあり、昔話とスポーツ(中に野球らしいものや鉄亜鈴が登場している)は物尽絵のなかでも珍しい題材である。(原島) 袋は錦絵だが、中身は「転写画」と称する珍しい印刷技法。袋には、子供がこれを用いて、絵を写して遊んでいるところが描かれている。図柄の一部には文字が鏡文字になっているところから、印刷面に紙をあて、転写したものと思われる。(田島) ≪おもちゃ絵(玩具絵)≫についての解説はNo.166を参照。
史料群概要
画像有