日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/10.地理
01.絵画
10.地理
東京名所一覧寿語六
絵師:広重III 落款: 本名等: 版元:松葉屋栄吉板   
技法:錦絵 法量:717×688
数量:1 
37TA/00234
00339
解説:17コマを使った東京名所の双六である。作者広重の署名はあるが、発行年月の記載はない。採用された名所のなかでは、永代橋が1875(明治8)年で最も新しく、恐らくそれ以後の明治10年前後の作品であろうか。名所はすべて維新後の文明開化を象徴するものばかりで、いわば″新名所″である。江戸期以来の名所であった吉原も洋風の建物で採用している。上りの浅草山門では、参詣客が楼上にあがっているが、同種の古建造物の上層に観光客を入れることは決して珍しいことではなかった。
史料群概要
画像有